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レスター伯の限界

なんもかんも政治が悪い......

アニラジ・声優ラジオ界の最新逸材リスト

ラジオ 声優

 今年に入ってからずっと原稿地獄に追われているわけですが、そうすると作業用BGMとしてアニラジ・声優ラジオを聞く時間が増えてきています。

 個人的な感想として、去年あたりから新人声優のラジオに面白い物が増えてきているような気がしています。そこで今回は、どちらかといえばぶっ飛んでる声優を中心に、最近おすすめのアニラジ・声優ラジオを紹介してみたいと思います。

 ちなみに昨年のベストエンタメでも紹介した「ちょろい」(矢作・佐倉のちょっとお時間よろしいですか)は殿堂入りなので今回はそれ以外で、どちらかというとぶっ飛んでる物を中心に紹介したいと思います。

矢作・佐倉のちょっとお時間よろしいですか 

 

 

佐倉綾音ビビッドレッド・ラジオペレーションなど) 

  今、若手女性声優でバラエティ寄りのラジオと言えばあやねること佐倉綾音と答える人は僕だけじゃないでしょう。今期だと、バウムこと大坪由佳とコンビを組んだ『ビビッドレッド・ラジオペレーション』が抜群です。まあ、アニメ本編自体が一話から「ケツにはじまりケツに終わる」というぶっ飛んだ内容でしたが、ラジオもそれに輪をかけたカオスっぷり...だがそれがいい!

 あやねるはパートナーによってキャラを変えているところがあって、「ちょろい」みたいに先輩(矢作パイセン)と組むときや、スタッフ相手に妄想が暴走する一人しゃべり(今だとAyane*LDK。こっちもおすすめ)とは一味違う、後輩相手のしっかりしようとするんだけどやっぱり抑えきれないダメさ加減が出てる感じも好きです(中妹ラジオでのキャリさんとのコンビとか)。

 最近オタク系女性声優が増えてきていますが、百合系での圧倒的な戦闘力の高さを誇りつつ、きちんと番組回しが出来るのはやはり基本的なラジオスペックの高さだなと思います。

 

 

山本希望『はみらじ!!』など)

 

 あやねると同じ『じょしらじ』組で、最近ではすっかり「ゴリラ声優」として定着したのがノゾフィスこそ山本希望。今期は『はみらじ!!』くらいしかめぼしいラジオはありませんが、昨年は『じょしらじ』『はみらじ!!』以外にも、レギュラーの『アニたまがじん』やゲストで出演した『K of Radio [KR]』や『デレラジ』などをすべて「ごりらじ」にしてしまうという暴挙にでて、すっかり地位を確立した感があります。

 とはいえ、元々ノゾフィスの愛称が定着するきっかけになった「僕が友達が少ないOn the Radio」などを通じて、「ボッチ」、「オタク(なぜか80年代アニメ)」「大家族・弟大好き(一緒にお風呂入る)」など、まさしくラジオ向けな多様な属性持ちであり、単に一発屋ゴリラ声優に収まらないスペックなのは確実。

 トークや仕切りがうまいというよりは、どちらかというと空間創出系の能力者だと思いますが、それでいて様々なタイプのパートナーに対応できるタイプだと思います(特に『アニたまがじん』における内山夕実さんとの掛け合いは新鮮だった)。アクティブなタイプのボッチという強みを今後も活かしてもらいたいところです。

 

 一人しゃべりラジオをやった時にどうなるかはまだ未知数なので、今後、いい作家さんの下で一人ラジオやってもらいたい声優ですね。

 

三澤紗千香(『アクセルワールド〜加速するラジオ』など)

 現代のボッチ系女性声優の頂点にして、心の奥底の闇を隠しきれない残念美人声優なのがこの三澤紗千香。ボッチキャラと外見のギャップが魅力になっているわけですが、それ以上に三澤さんの場合には時折輩出される名言が面白すぎる。

 『胸部の装甲が薄い』といったよくある名言から、『今は生きてるだけで精一杯(だから流行とか追ってる暇がない)』、『(店員に「何かお困りですかと話かけられて」)あなたに話しかけられた事がお困りです』、『このオシャレは金で買える』、『人の気持ちは買収できる』、『(意外と怖くないねと言われて)私が世界を怖がっているだけ』などの闇あふれる名言集には色んな意味でドキドキが止まりません。

 三澤さんの場合は、大人にかわいがられる性格で、わっしーなど周りのMCやスタッフに恵まれている感じがあって、上手に個性を活かしてもらってる感じがします。なので、今後はベストパートナーとなるような相手とのラジオが始まる事に期待したいです。

 ちなみに彼女はゆいかおりやStylipSと同じスタイルキューブ所属で、阿知賀編のスペシャルエピソード以降はフナQの声優も担当しています。声優としても今後注目なので、黒雪姫やフナQの演技で気になったという人は一度ラジオを聞いてみるといいんじゃないでしょうか。

 

 

上坂すみれ(『Lady Go!! 月曜日』など)

 

 上の三人が中級者向けだとしたら、すみぺは完全に上級者向け。知名度は高いし、『ガルパン』における『カチューシャ』でロシア声優として有名になった訳ですが、ラジオを聞くとロシア声優という称号がいかに罪深い物かよく感じられると思われます。まさに、スペースクラフトの赤い衝撃』。

 

 ノゾフィスと同じ空間創出系の能力者ですが、あまりに濃すぎて聞いてると過呼吸で危険なタイプ。とはいえ、『中二病ラジオ』なんかを聞いても分かるように、多人数ラジオに対応する能力も意外に高いんですよね。さすが「常識をもった狂気」と称されるだけのことはあります。

 しかし、やはりホームグラウンドは一人ラジオだと思いますし、わっしーの様な引き出し能力が高い相手に好き勝手自分の思いの丈をぶちまける系のラジオを聞いてほしいですね。後は、本人が大好きだという三澤さんとのラジオが聞きたい

 

松永真穂(『松永真穂の乙女☆ろっく』など)

 

 ぶっちゃけるとここまで紹介してきた四人は、この人を紹介するためのフリに過ぎません。正直ラジオを聞くまでは、StylipSの「ゆいかおり」じゃゃなくて、「バスガデルデー」じゃい方の高一最強(笑)の人とか行ってましたが、「正直済まんかった...」と土下座せざるを得ない狂気な逸材、それが「お話しすること\まほのごとしー/」、「まほちゆ(発音はまほちゅ)」こと松永真穂さんです。

 ラジオでの第一声が「全米が焦った」。アマロリの衣装に身を包み、くま美ちゃん(くまのぬいぐるみ)とラビちゃん(うさぎのぬいぐるみ)を相方に、狂気のマシンガントークをリスナー達にぶちかましていってくれます。すみぺが東側諸国が送り出した「スペースクラフトの赤い衝撃」ならば、まほちゆは西側諸国が産み出してしまった「スタイルキューブの白い衝撃」としかいいようのない圧倒的な逸材。(見分け方としては、サブカルに興味を持った時に中野にいってナゴムにハマるのがすみぺ、とりあえずヴィレバンいきてえと叫ぶのがまほちゆ)

 StylipSを支える圧倒的な歌唱力とか、ロリータなファッション、血におびえない(ひぐらしやAnotherが特に好き)、でも泣き虫キャラとか、それなりに多様な属性持ちにも関わらず、そんなすべてを包括しても足りない圧倒的な存在感。天然とか、噛み合ないとかそんなの関係ないとばかりにぶちかましてくるトーク。何があってもめげない、くじけない、前に突き進む。聞いてるリスナーは末原先輩ばりに「カタカタ」いわされること間違いなしです。

  

 金朋先生、小林画伯、すみぺなどなど、過去にも圧倒的なラジオスターは存在しましたが、その誰と比較しても負けない個性。「ゆとり乙」とかおこがましくて言えないパワー。いやあ、StylipSの中にはこんな最終兵器が控えていたのかとびっくりするしかありません。

 正直、最低でもアニラジ上級者、できれば超級者推奨ラジオですが、久しぶりにここまでぶっ飛んだラジオにであったので、少しでも興味が湧いたならば是非この圧倒的な逸材を体感してもらいたいところです。

 

 

*ここでは5人の最新の逸材を紹介してきた訳ですが、まとめてきて気付いた共通点があって、

①基本的にオタク

②親(父親も含めて)もオタクで娘と仲がいい

③作家が若い(しかも制作関係の専門学校卒が多い)

の三点をあげられるかと。

 ①と②はセットで最近の10代〜20代前半の若手声優には共通する部分が多い訳ですが、やはり(ダメ)教育というのは重要だなと思わせる部分です。

 ③に関しては、ヤング師匠(小野坂昌也)などベテランラジオ声優にAD時代から鍛えられてきた「ちゃんこちゃん(「ちょろい」や「乙女☆ろっく」担当)や「みほさん」(『GT-R』や『Ayane*LDK』担当)が、こうした若手の逸材とコンビを組んで面白い番組を作っているというのはアニラジファンとしては感慨深い物があります。