レスター伯の限界

気付いたらVtuberになってた

一年間トレーニング続けたら15キロ痩せた上で人生の趣味としてボディメイクにハマったーマッスルグリルのすすめー

 最近一生続けられる趣味の重要性が改めて分かってきた(挨拶)

 

 すっかりご無沙汰です。年明けから昨年度の終わりに駆けて色々とバタバタしてメンタル的にも落ち気味でブログもYoutubeもサボってしまっていました。最近はめっきりウマ娘にどはまりしつつ、競馬初心者を沼に道ズレにするおじさんとしてTwitterで活動したり、競馬配信のゲストで出たりしてました。

 ウマ娘は本当に競馬ファンも、競馬初心者もどっちの心もわしづかみに出来る、競馬の魅力・本質を抑えたよく出来たゲームですね。

 


 前置きの近況報告はこれくらいにしておいて、今日の本題はダイエット、というかボディメイクです。今日Apple Watchから「1日のムーブゴール達成の連続記録を更新しました:366日間です!」って通知が来たんですね。つまり、去年トレーニングを本格開始してから約1年間継続したことになりました。

 去年の6月にこのブログでもダイエットに関する記事を書きましたし、Youtubeでも離しましたが、それから更に9ヶ月間でトレーニング方法も大分変化して、成果も着実に出てきています。ちょうど一年という区切りのいいところで改めて記録として残しておきたいと思います。

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1.トレーニング・食事改善のスタート期(0-3ヶ月)

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 最初の3ヶ月についての詳細については上記の過去記事やYoutube配信を参照してもらえれば思いますが、最初の三ヶ月はトレーニングと言うよりは生活習慣の改善という側面が強いです。

 簡単に要点だけをまとめると以下の二点だけです。

 

 ①食事の量・質を変える:炭水化物(白飯)を半分に減らし、油物を極力食べない

 ②散歩やエアロバイクなど有酸素運動を毎日一定量やる(大体日に1時間×2)

 

 大体他人に説明すると、「この2つが難しいんだよ」ってなるんですが、まあその通りですね。僕の場合も去年の今頃は「休職中+コロナ」という環境要因がなければやるきっかけが無かったと思います。

 また、今の知識から考えるとこの時期にやっていたことは間違っていることも多いのですが、同時に最初にこれが無ければその後も無かったという意味では重要な一歩目だったと思います。今思うと間違いも多かったですが、

 

 ①やることをやれば効果はちゃんと現れる(成果の可視化とやりがいの実感)

 ②体重が減ったので体は軽くなり次のステップのトレーニングに進む準備が整う

 

 という基盤が作れたことが重要でした。

 

 

 2.ジム通い(筋トレ)によってダイエットからトレーニングへ(4-6ヶ月)

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 僕の場合、ジム通いのきっかけは、梅雨頃に雨で散歩するのが難しい日が続き、外の散歩の代わりにウォーキングマシンを使いたいと思ったことでした。つまり筋トレよりも有酸素を求めてジムに行き始めた訳ですが、折角ジムに行くならマシーントレーニングもしないともったいないだろうと思い、副次的に筋トレを始めました。

 この頃から、少しずつネット上のダイエットに関する記事をあさり始めて、「筋トレをして基礎代謝を上げること」の重要性ということを知ります。最初の3ヶ月に僕がやったことは「摂取カロリー<消費カロリー」というダイエットにおける最もシンプルで最も重要な法則には叶っていましたが、同時に「体重と同時に筋力も落ちる」という状況にも繋がっていました。

 基礎代謝は基本的に筋肉量に比例し、基礎代謝は運動しなくても日々消化されるカロリーの基本値なので、凄くリバウンドしやすい状態になっていた訳です。

 

 実際にマシントレーニングを始めた当初は、30キロくらいのウエイトでも厳しい状態で、筋力かなり落ちてるなと感じました。そこから3ヶ月くらいトレーニングを続けつつ、摂取カロリーを増やしていくことで体重はキープしつつ筋肉も付いてきました(3ヶ月で30キロ→50キロくらいが上がる様に)

  ちなみに僕が通っているジムは24時間営業でおなじみのANYTIME FITNESSで、トレーナーからの指導とかはほぼないですが、値段が安くいつでも好きな時に通うことが出来るという利点があります。有酸素中心という当初の目的を考えると非常に合っていたのですが、もちろんデメリットもあって、それが出たのが次の3ヶ月でした。

 

 

3.停滞期と試行錯誤(7−9ヶ月)

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 ジム通いを初めて3ヶ月ほどすると体も大分仕上がってきた一方で、体重もマシンのウエイトも徐々に停滞して来ました。自由放任のANYTIMEで好き勝手にやってるだけなので一定程度の効果はでても、天井が迫ってきた訳です。

 

 この停滞期を今振り返ると、主に2つの問題点があったような気がします。

 

 ①目に見える筋トレの効果が減ってきて飽き気味になり、結果ウォーキング偏重に

 ②食事もタンパク質偏重で炭水化物を出来る限り取らない

 

 ①に関しては一番凄い11月の記録を見ると、月に500キロ程度(多い日は一日20キロ超)歩いてました。特に額面上の体重が増えたなと思った日ほど歩く距離が増えていた気がします。②については鶏胸肉と野菜くってればええやろということで、そればっかり食べてた気がします。

 今思うと初心者がやらかしがちな典型的な間違いばかりだなと思います。ただ、それでも3ヶ月間停滞しつつもトレーニングを辞めなかったのは重要で、この3ヶ月でトレーニングがやらないとモヤモヤする習慣として完全に定着したのはよかったですね。

 

 

4.マッスルグリルとの出会いとボディメイクへ(10−12ヶ月)

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 この停滞期を抜けるきっかけになったのは正月の実家への帰省でした。帰省中はジムにも通えないし、家で出てくる食事を取るので炭水化物も適度に取ることになった(+おもちとかお菓子とかの間食もそれなりに取ってた)のですが、この期間で2キロ程度やせたんですね。絶対太るやろと思ってたのでかなり意外でした。

 この時なんで痩せたんだろうと思いつつ、Youtubeをさまよっている時に出会ったのが「マッスルグリル」でした。


 

 

 

 元々は停滞感のあったトレーニング方法を改善するために筋トレ動画を探してて出会ったのですが、マッスルグリルの2人(シャイニー薊とスマイル井上)のトークが面白くてHow to動画としてじゃなくて、普通にトーク動画としてみちゃったんですね。

 そんなマッスルグリルのメインコンテンツは筋トレというよりも、料理・食事です。マッスルグリルで一番伸びている動画と言えば今やダイエット業界でも話題になっているダイエット食「沼」で、この「沼」は小林銅蟲ブログなどでも取り上げられたことがあってなんとなく記憶の片隅にあったのですが、これが本家かと繋がったんですね。

 

 そして、料理動画(シャイニー薊は服部調理学校の卒業生)として楽しんでいる中で、シャイニー薊が語るボディメイクにおける栄養バランスの重要性が非常に勉強になりました。簡単に言えば、

 

 ①摂取カロリー<消費カロリーが基本(既知)

 ②筋肉を付けて基礎代謝をあげることは重要(これも既知)

 ③PFCバランスが取れていないと①・②が額面上出来ていてもダメ

 

 もちろん刺さったのは③です。ここでいうPFCバランスとは「タンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)」のバランスが4:2:4程度になっていなければダメと言うことです。理想的にはそうなんだろうなとぼんやりと思ってはいたものの、実践出来ていなかったことをかなりの説得力で説明されていました。

 特に重要なのが炭水化物(C)で、運動したときにガソリンになる炭水化物を適度に取っておかないと、タンパク質をとっても効果が十分に出ない(ガソリンである炭水化物が足りない分、筋肉を燃やしてエネルギーにしてしまう)という事です。これもよく考えると分かる事ですが、実際にトレーニングしているときは無視しがちです。僕の場合には実家に規制している間は、自然と4:2:4のバランスで食事が取れていた訳で、それが停滞期に足りなかったものだと実感しました。

 

 PFCバランスを考えて炭水化物をどう取るかと考えた時に、さすがに「沼」をそのままやるのは大変なので、自分なりに原理を咀嚼して、低温調理器を買って鶏胸肉をハムっぽく作るようにしつつ、その時にでる汁を使いって炊き込みご飯を作って昼のお弁当として持って行くことにしました。これが結構効果があって、肉体的にも脳的にも活動エネルギーを担保しつつ、PFCバランスの取れた食事が出来る様になりました。

 後、晩ご飯には根菜中心のスープを作りつつ、炭水化物としてオートミールを導入。僕はオートミールの味が割と好きなので、食物繊維多めかつ炭水化物も適度に取れる晩飯も可能になりました。

 併せてトレーニング時にプロテイン自体は飲みたくない(そこまで筋肉をデカくしたいわけじゃない)と避けていたのですが、比較的速く燃えてくれるタンパク質としてBCAAを導入しました。特に下記のマンゴー味は単純に味が美味しくて、今では欠かせない飲み物になっています。

 低温調理鶏ハムの炊き込みご飯+根菜スープ with オートミール+BCAAの三種の神器でPFCバランスを保ちつつ、量を食べても体重はキープ(むしろ減少)出来る様になりました。

 

 

 それと同時に、トレーニング自体も少し変えました。実家にいる間はマシントレーニングが出来ない分、散歩と併せて自重の体幹レーニング(腹筋と腕立て)をしてたのですが、それが結果的によかったと思います。

 有酸素運動(散歩やエアロバイク)は額面上の時間あたりの消費カロリーは筋トレよりも大きくなります。特にこの一年間、ずっとApple Watchの消費カロリーを目安に生活をして来た僕としては可視化されにくい基礎代謝よりも、常時可視化されている瞬間的な消費カロリーを重視しちゃいがちだった訳です。

 停滞期はついついApple Watchの数値ばかりが気になってしまっていたので、ウォーキング偏重でした。ウォーキング自体が楽しかったというのと同時に、出来るだけ多く歩いて額面上の消費カロリーの数字を増やすんだ、もっと効果が出るまで増やすんだという数字の奴隷になっていたような気がします。

 

 それに対して帰省中に痩せていたことで気付かされたことは、結局最後に帰ってくるのは体幹だ、自重トレーニングは何だかんだバカに出来ないなという事です。そんな感じで、実家から自宅に戻ってすぐ腹筋ローラーとプッシュアップバーを買うことで自重トレーニングの強度を上げることにしました。

 腹筋ローラーは一年近くジムでトレーニングした後でも最初は立ったままだと一回も出来ないくらいキツイかったですが、続けていると段々出来る様になるもので、今では毎日5×4セットをこなしています。そうすると腹が割れてきて、今ではうっすらと6パックが見えてきました。シャイニーも言っていますが、腹筋ローラーはどんなトレーニングよりもキツイし、効果があると思います。

 こうした炭水化物中心の食事改善と自重体幹レーニングの強度を上げた結果として、停滞期(70キロ前後)を抜けて現在は67−68キロ前後で安定してきています。

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5.まとめ:ボディメイクという新たな人生の趣味 

 マッスルグリルの中でシャイニーは繰り返し「ダイエットやボディメイクには個人個人にあった方法がある」と言っていますが、同時にちゃんとした理論も重要だといいます。僕も厳密に勉強しているわけではありませんが、停滞期も含めた1年間の経験で自分に合った方法を模索してきたことと、マッスルグリルで教わった「キホンのキ」としてのPFCバランスの理論が合わさることで更に効果が出るようになりました。

 もちろんまだまだ改善出来るところはあると思いますが、それでも15キロ減を達成しただけでなく、マシンウェイトも70キロ近くあがるようになり、健康診断の数値は大幅に改善しました。こうした経験の蓄積と理論が合わさることで実感を伴って効果が出るのは非常に楽しいです。

 小林銅蟲先生も『やせましょう』の最後で、強制されるダイエットではなく、ボディメイクという趣味のカテゴリに入れてしまうのが個人的には合ってる言っていましたが、僕も全く同じ感覚です。

 ウマ娘、というか競馬もそうですが、長い人生をかけて付き合って楽しめる趣味を増やすことは本当に重要だと思います。このあたり、特にマッスルグリルの面白さについてはまた配信枠をとってしゃべれたらいいな...(サボるな)

  

【2020/9/17 21時〜】フットボール史講座第3回 プロ・フットボーラーの歴史 選手の苦悩と闘争【配信予告】

一気に涼しくなりすぎですね...(挨拶)

 

すっかり秋になってきてヨーロッパのプロ・フットボールも開幕を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週木曜日9月17日21時からフットボール史講義第3回を配信します。

 


【フットボール史講義 第3回】プロ・フットボーラーの歴史 前編:選手の苦悩と闘争+プロの歴史的変遷【英国貴族Vtuberの歴史講座】

 

今回は前回の続きで、世界初のプロ・スポーツ・リーグとして成立したイングランドフットボール・リーグのシステムの功罪の罪の部分、選手の苦悩と闘争について19-20世紀転換期について語る前編をお送りします。20世紀初頭の段階でプロ・スポーツの労働争議が起こっていたということを中心に、スポーツという産業の特徴について解き明かして行きたいと思います。

 

それと併せて、プロ・フットボーラーについて理解するためにも、そもそも「プロ(Professional)」という概念・存在が歴史的にどのように変遷してきたのかについても歴史的試論を話せたらと思います。この試論の最先端は現代のesportやVtuberなどにも繋がっている話だと思います。産業・メディア・広告などのキーワードを絡めつつ、新たな産業の出現とその担い手がどのように変化してきたのか長期的なスパンで理解するフレームを提供出来ればと思います。

 

とりあえずフットボール史講義は全5回で完結させれそうなので今回で折り返し。ご視聴いただけると幸いです。

【配信予告】Vtuber語りラジオ第三回 山神カルタ編【9/10 21時~】

いい加減やらんとアカンやろということで、V語りラジオ第三回 山神カルタ編を明日9/10の21時からやります。

 



誕生日配信だったり、新衣装配信だったり、織姫星ラブホ配信だったり、最近割と転機になりそうな配信が続いているので、織姫星一周年で花火が上がる前にやっておこうと。ついでに、カルちゃん周りに形成されるつつある新たなオルタナティブな流れについて、2019年後半デビュー組について振り返りながらまとめて勝たれたらなと思います。

 

 

カルちゃんと言えば脳死話題ジャンプなので、今回は資料は最低限でいっぱい語り尽くすスタイルでいきますね^^

 

earlofleicester.hatenablog.com

 

【フットボール史講義第2回】プロ・フットボールの誕生とリーグ・システムの功罪【9/3 21時配信予定】

メンタルもフィジカルも夏バテ状態(挨拶)

 

にじさんじ甲子園からにじ鯖夏祭り、そしてトドメのAXFの『サマータイムレコード』今年の熱すぎた夏が過ぎ去っていきましたね。まだまだ暑さ自体は続いていて、メンタルでもフィジカルでもやられ気味で配信をしばらく出来ていませんでした...


サマータイムレコード /じん (covered by AXF)

 

 

そんなことではいかんなと思い、今週からまた定期配信を再開したいと思うのですが、今週は9/3木曜日の21時からフットボール史講義の第二回をやりたいと思います。今回は19世紀末イングランドで誕生したプロ・フットボールについて、リーグ・システムの功罪を中心に話したいと思います。

1888年フットボール・リーグの結成以降、130年以上続く強固なシステムであり、Jリーグも含めて世界中で採用されているリーグ戦形式のプロ・フットボールの原点についてその特徴と功罪について歴史的に話そうと思います。

 


【フットボール史講義 第二回】プロ・フットボールの誕生とリーグ・システムの功罪【英国貴族Vtuberの歴史講座】

 

当初の予定では2回でプロ・フットボールの黎明期(第一次大戦まで)について話せるかなと思っていたのですが、分量がどうやっても増えそうなので全3回くらいになる予定です。

ちなみに、仮のサムネに使っているのはリヴァプールアンフィールドですね。このアンフィールドリヴァプールFCエヴァートンFCの関係性などについても、アカデミックな観点からもお話出来ればなと思っていますし、現在プレミアでも活躍するクラブの130-150年前の設立当時について興味がある方は是非聴きに来てもらえればと思います。

 

その前に今晩(9/1)、21時から(予定)雑談放送やります。にじさんじ甲子園やにじ鯖夏祭り、今年の一口馬主の結果など最近の出来事についてしゃべれたらと思ってます。

また、TLや通知等で見かけたらお越しいただければと思います。


夏の思い出を語る久しぶりの雑談【にじさんじ甲子園・にじ鯖夏祭り・栄冠ナイン・一口馬主】

にじさんじ甲子園を大成功に導いた男達の軌跡 ー舞元啓介と天開司:おじさんVtuber達が積み上げてきた物語ー

今年の夏も忘れられない夏になったね...(挨拶)


【#にじさんじ甲子園】にじさんじ甲子園 決勝【パワプロ2020】

 

2020/8/14〜16にかけて行われたにじさんじ甲子園が大盛況の内に幕を閉じました。先週の記事では各校の栄冠ナインのまとめと本番の予想について取り上げましたが、予想の方は外れちゃいましたね。ヘル高の守備が鍵とか、やっぱりキャッチャーAが強かったとか、要所要所は当たってたと思うし、良い意味で期待を超える戦いが見れたので何も言うことはないのですが。

結果については、僕がここで取り上げなくても実際の試合の動画を見てもらった方が速いですし、公式でも熱狂にじさんじ甲子園という形で解説付きでダイジェストがつくられていますのでそちらをご覧下さい。それにTwitterで「#にじさんじ甲子園」タグで検索すると参加した監督や選手(ライバー)、そして熱狂した観客の熱いコメントを見ることができます。


【にじさんじ甲子園】熱狂にじさんじ甲子園 1日目【パワプロ2020】


【にじさんじ甲子園】熱狂にじさんじ甲子園 2日目【パワプロ2020】

 

個人的にはこういう大会だと運ゲーマーズしぃしぃがやっぱり最強だったとか、でろーんの栄冠に続く男泣きとか、最後に一勝を勝ちとった流星とか、ヘル高の夜見さすがやとか、推しのシャプ学は二期生を中心に最後まで全員野球で魅せてくれたとか、見所は本当にたくさんありました。

その他にも、優勝したにじ高の四番筋肉同盟ことめいろちゃん、最後に猛打賞で流星の一勝の立役者になったきらめちゃん、そしてデビューしたばかりの5人も見せ場を作るなど、本当に全員参加の大会だったなと。個人的には代打で出てきたなちゅめが活躍したのが嬉しかったですね。なちゅめについてはカルちゃん共々近々取り上げたい...

 

さて、この記事ではそんな大会の内容よりも、大会の背景にある物語について語ってみたいと思います。何度か語っているように、僕は去年のVtuber甲子園をきっかけにVのセカイにどっぷりハマった人間です。それから一年間、今大会主催の舞元啓介(おじおじ)をずっと追ってきました。今大会はそんなおじおじの濃厚な1年間、もっと言えばデビューからの2年間の軌跡がびっしり詰まった大会でした。

そして、今大会はアンバサダー・実況という形で大会を支えてくれた天開司。彼とおじおじの関係性もまたこの大会を語る上では欠かせない要素です。ふたりのおっさんVtuberとその仲間達の軌跡こそが、最大19万人が集まったにじさんじ甲子園という化け物企画を産み出したのだということ感じてもらえたら幸いです。

 

 

1.パワクズ〜Vtuber甲子園が産み出したフォーマットの強さ

栄冠ナインのまとめ記事でも触れましたが、今大会のフォーマットは2019年に天開司が主催したパワクズ〜Vtuber甲子園で産み出されたフォーマットです。ライバーをドラフトで獲得し、獲得したライバーの名前が付けられた選手を栄冠ナインで育成し、大会で競わせる。このフォーマットは極めて優れたものです。 

 

前の記事ではキャラクターをメタ化することで既存のキャラ付けと新たなキャラ付けが科学反応を起こすというふうに書きましたが、それに加えてもう一点優秀なところは、このフォーマットは誰にでも真似が出来るという点です。

特に何らかの名前を付けてパワプロをやるというのは10年強前のニコニコ時代からありました(例えば僕もかつて活動していたニコマスでのアイマスプロ野球とか)もっと言えば、子どもの頃にも似たようなことはみんなしていたのではないでしょうか。

 

そう、誰にでも別に真似が出来るのです。僕自身がそうですが、実際に今回パワプロを買って栄冠ナインをプレーした人は少なくないでしょう。それにこれから同様の企画で盛り上がることもあるはずです。アンバサダーの天開司自身も我慢できなくなってやってますし、公式でもA対Bのオールスターやりたいという言葉もありました。

 

ただ、誰でも真似できるけど、ここまでの熱狂を誰しもが巻き起こせるかといえば違うと思います。もちろん、にじさんじという100人を超えるライバーが所属する人気の箱で行ったことが、今回の大成功の鍵であったことは確かです。でも、にじさんじの他のライバーが主催をやった場合に、「 100人のライバーが参加してみんなが熱狂する大会になったのか?」とか、 「コナミが全面協力をしてくれだろうか? 」といわれると違うと思います。

にじさんじ甲子園が盛り上がったのは、この優れたフォーマットに見合うだけのものをおじおじが積み上げてきたからこそでしょう。そんな積み上げてきたものの凄みが随所に感じられたからこそ、僕のようなずっと見てきた加齢衆(舞元リスナーの呼び名)はもちろん、普段は殆ど見ないんだけどなんか見てみるかという一見さん(奇しくもラジオ「舞元力一」のリスナーの呼び名)も熱狂できたのだと思います。

そこににじさんじという箱の中で積み上げられてきた歴史が重なることで、同接19万人というにじさんじ史上最大の熱狂が生まれたのだと思います。

 

 

2.舞元啓介がこの一年間に積み上げてきた配信スタイル

去年、Vtuber甲子園を見たときに、僕が凄いと思ったのは「舞スバに逃げはない」という言葉でした。

 

何も知らない状態でVtuber甲子園を見たときに、農家のおっさんとJKがこの言葉で通じ合ってるのをみて、「なんかすげーものがあるぞ」と感じたのが昨夏。大会後に、アーカイブを追って2人の物語を知った後に改めて聞くと、「舞スバに逃げはない」が象徴していたのは、盟友スバルとともにがむしゃらに地獄企画を駆け抜けてきた、最初の一年の苦闘だったんだと分かる様になりました。

あれから一年、おじおじは相変わらず地獄企画にも積極的にチャレンジしてきたし、その結果、風俗失敗談やユメグラ体験動画などVtuberの(普通はいかない方向の)地平線を切り開いてきました。


【祝】新成人に贈る風俗失敗談【新成人】 待機所切り抜き


【ユメノグラフィア】Q.魔法のような新体験とは【にじさんじ】

 

その一方で、この一年の間におじおじは確実にエンターテイナーとして進歩したと思います。常日頃から「エンタメに昇華出来ないと思ったらやらない」といっているおじおじ。3D配信で披露したプロレスが大好きで、ただ「凄い事をやる」のではなく、「リスナーが凄いと感じる事」、「面白いと感じる事」を提供することを意識する。そんな意識を常に持ちながら、リスナーと一緒に試行錯誤しながら様々な配信スタイルを模索してきた姿をこの一年間ずっと見てきました。

リスナーと一緒になって配信を作り上げる麺屋舞元が一つのきっかけになり、「こんな配信がしたかった」という名言が誕生したラグビーW杯実況、そしてVtuber甲子園をきっかけに始まったマイライフとサクサクセスによるライバー選手作り。これらの配信を通じて、リスナーと一緒に楽しむための術を身につけていったおじおじ。

実際にVtuber甲子園直後には3000人もいれば多かった同接は、ラグビーW杯で1万人、サクサクセス・マイライフでは2万人程度まで上昇し、今やにじさんじ男性ライバーでは屈指の人気配信者までのし上がってきました。

「やきうの時間だああああああ」、「痙攣してきた」などのお決まりのコメントで盛り上がるのもマイライフやサクサクセス配信のいいところで、本大会でもみんなもりあがってましたね。また、大会本戦では、コメ欄でクレアさんがにじ農のポテトやビールを売り子したり、お嬢が半沢直樹を普及したりして盛り上がってましたが、あれもマイライフで小夜ちゃんがビール売り子ボイスをおじおじに投げつけた流れの中にあるんですよね。

*訂正:「やきうの時間だああああああ」に関しては元々あった言葉という指摘があり、その通りです。楽しくみんなで使っているという意味で書こうとして「ここから生まれたって」書いてしまったので、訂正しておきました。


【9万人記念】麺屋舞元 視聴者ラーメン選手権スペシャル【飯テロ】


【実況パワフルプロ野球】あゝ、麗しきプロ野球人生 #1【にじさんじ百鬼夜行編】


【実況パワフルプロ野球】サクサクセスでにじさんじライバー作るんじゃい!!【にじさんじ】

 

そんな常時1万〜2万人近くのリスナーを集めるようになったおじおじの凄さが可視化されたのが4月の「にじさんじ麻雀王決定戦」でした。Yostarに自ら企画を提出し、40名以上の参加者が集まった大会は大成功。普段から麻雀をやっていたライバーにくわえて、この大会をきっかけに麻雀を始めたライバーも多く参加し、2日間に渡って開催された大会には常時6〜7万人の視聴者があつまりました。

この大会の決勝が経験者剣持対初心者グウェルになったり、大会をきっかけに麻雀を始めて今では公式番組に参加するようになった郡道先生の存在が象徴しているように、ライバーのセカイに少しずつ浸透し始めていた麻雀人気を爆発させる起爆剤になりました。まさしくVtuber甲子園以降に積み上げてきたものが爆発した瞬間でした。


【雀魂】にじさんじ最強雀士決定戦実況解説枠 予選A~E【#にじさんじ最強雀士決定戦】


郡道美玲の麻雀ハイスクール一時限目 【 #じゃんハイ 】

 

この麻雀大会の大成功は、おじおじがこの一年で理想的な男性ライバーのサクセスロードを歩いてきたことを象徴していたといえます。ただ、この時に一つだけ欠けていたものもありました。

それこそが、にじさんじ甲子園のアンバサダーであり、Vtuber甲子園主催の天開司の存在です。

 

3.おもしろいを形にするおっさん達の軌跡

去年Vtuber甲子園を主催した後、にじさんじ剣盾杯を主催し大成功に導いた天開司。彼はにじさんじネットワークという形で外部からにじさんじと連携して、大型大会の立役者として名を馳せていました。しかし、年末のネットワークからの離脱によって、個人勢としてにじさんじの大型企画からは離れざるをえなくなりました。

実際に麻雀王決定戦開催に当たっても司の支援を前提に考えていたおじおじ。「見通しが甘い」という謝罪会見をすることになるなど、大会自体は面白くて成功した裏で仕切り自体にはかなり甘いところもありました。もちろん、解説陣エキシビジョンを通じて、それ自体をエンタメに昇華させたのはさすがだったし、その結果伝説のハカ・ケチャ配信が生まれたわけですが...


ポケットモンスターソードシールド にじさんじ杯 第1部【#剣盾にじさんじ杯】


【雀魂】仁義なき実況解説卓 エキシビジョンマッチ【エキシビジョンマッチ】

 

そんなおじおじがVtuber甲子園を引き継いでにじさんじ甲子園を開催するに当たって、一番考えたのは司の存在だったのではないでしょうか。今度こそは司も巻き込んで開催する。自分の飛躍のきっかけになったVtuber甲子園をもう一度、更にスケールアップして開催するにはVのセカイを代表する名主催者である司の存在が不可欠である。そしてなによりも司と一緒に楽しみたい。そんな思いが随所に感じられました。

この2人は去年のVtuber甲子園はもちろん、昨夏のリアル甲子園決勝戦の同時視聴を行ったり、Banトーーク!でプロ野球トークをしたり野球好きで繋がる野球系Vtuberの盟友です。


【同時視聴】甲子園決勝 履正社×星稜をみんなで観ようinいちから【甲子園】


BANトーーク! #プロ野球開幕嬉しいVtuber【天開司/舞元啓介/コーサカ/楓山蓮太郎/カナメ】

 

もっといえばこの一年のこの2人を語る上で欠かせないのがV呑み。力ちゃんやベルおじ、MZMのコーサカやあっくん、タマキンにマスター、最協決定戦でMVPの活躍をしたゴリラさんなど、事務所の枠を超えて、楽しいを追求するおっさんたち。バーチャルでやってるのが飲み会やトークかよというツッコミがあるかも知れませんが、Vであればおっさん達でも多くの人を惹きつけることが出来るということを証明してきた、ある意味でのVtuberの一つの可能性を切り開いてきた人たちです。

そしてそんなおっさんたちの人気コンテンツの一つが、ドラフト企画。マンガや揚げ物、エロマンガ家にAV女優、果ては動物園まで、何でもドラフトの対象にしてワイワイ盛り上がる企画に昇華したおっさん達。そうです、ドラフトしてリスナー含めて盛り上がるスタイルはここでずっと培われてきたものなんです。


【#V呑み】おっさんV居酒屋(バーチャルなら集まれる)【にじさんじ/BANs/MZM/VEEMusic】


【緊急特番】第二回 とある男達のドラフト会議

 

そんな一年間一緒に楽しんできたおっさん達の代表として、舞元啓介と天開司の2人は今度こそ一緒になってにじさんじ甲子園を成功に導きました。試合の時はもちろん、熱狂にじさんじ甲子園で本当に楽しそうに野球について語る2人の姿は本当にエモい。もっと言えば、熱狂にじさんじ甲子園の相席食堂スタイルもユメグラ動画のスタイルの成功のたまものだから、ここにも歴史の積み重ねがありました。ただ、主催の負担に加えて、司と楽しみすぎた結果が優勝出来なかった原因の一つだとは思います。采配に去年のキレがなかった。

いずれにせよ、僕も同じような世代であり、同じように甲子園やプロ野球を見てきたからこそ分かる2人の野球に対する熱。おっさんが楽しそうにすることがコンテンツとしてこんなにも凄い物になるのだ、若いライバーやリスナーも惹きつけて熱狂させることが出来るんだということを見せつけてくれたのが今回のにじさんじ甲子園なんです。


【にじさんじ甲子園】熱狂にじさんじ甲子園 1日目【パワプロ2020】

 

 

4.積み上げてきた物語の強さと終わらないにじさんじの夏

以上の様に、にじさんじ甲子園の背景には、おじおじ、そして司を初めとするおっさんライバーたちが積み上げてきた物語がありました。ひなPのこのエモいツイートが表現してるように、得も言われぬエモさを感じた加齢衆も僕を含めて多かったんじゃないでしょうか。

 

個人的には小川一水さんの『天冥の標』を思い出しました。これまで作家として培ってきた全てをつぎ込んで紡がれた10年に渡る大河SF。それと同じような、歴史の積み上げが産み出すエンターテインメントの強さを見せつけられた気がします。 

  

満を持して主催に回ったにじさんじ甲子園で、この一年で積み上げてきた全てを詰め込んで大成功に導いたおじおじ。社長の3Dも凄かったし、エクスもらしさを見せてくれたし、にじさんじ男性ライバーの躍進はすざましい物がありますが、そんな中で19万人を超える過去最大の同接を集めたおじおじ。1年目には遅れてきたルーキーとしてデビューしたSEEDs2期生の大輪の花が、こんな形で咲き誇る姿を見れて本当に感無量です。

 

そして、SEEDs2期生といえばもう一人。この熱すぎるにじさんじの夏のバトンをおじおじから引き継いで、今週末に大きなお祭りを主催するライバーがいます。先週末から遂に開封されたHFのメインヒロインとともに、季節外れの桜を満開に咲かせ、今年も多くのライバーに美しい花火を見せてくれるはず。

2020/8/22の20時、りつきんが主催するマイクラ夏祭り、みんなで今年もあの綺麗な花火を見に行きましょう。こちらも去年以上のスケールで、ライバーとリスナーに忘れられない夏を刻み込んでくれるはずです。

 

にじさんじ甲子園を全力で楽しむために栄冠ナイン配信を復習しよう【Vtuber語り第二回】

やっぱり夏はにじさんじ甲子園なんだよなあ(挨拶)

 

僕がVtuberにどっぷりハマるきっかけになったVtuber甲子園から一年。今年も、あの熱狂が帰ってくる。にじさんじ with アンバサダー天開司でスケールアップしたにじさんじ甲子園が8/14-16の三日間にかけて行われます。

 

  

 

 昨年の箱対抗線から、今年はにじさんじ内の全面戦争へ。6名の監督(樋口楓、剣持刀也、椎名唯華、社築、舞元啓介、リゼ・ヘルエスタ)によって全にじさんじライバー96名(後に新人併せて100人+α)がドラフトで選ばれ、栄冠ナインによって育成がされたライバーたちが甲子園で戦う。今年は交流試合こそ行われているものの、本物の選手権がない中で、Vの世界で熱い熱いなつの戦いが繰り広げられます。

 

本大会は8/14~16日ですが、その前に各校の選手の育成が栄冠ナインで行われました。にじさんじ甲子園の見所は本番の戦いだけでなく、ドラマたっぷりの栄冠ナイン配信にもあります。本番までに至るプロセスもたっぷり楽しめて、その相乗効果で本戦がより熱くなりますい。

その一方で、6人分の栄冠ナイン配信を追うのはこれまた困難。スケジュール上、配信が被ってることも少なくなく、またアーカイブで追うにも膨大な再生時間(多分全員分をフルでみると100時間を越える)...もちろん、大量にまとめ動画が作られていて、それらを補助線にすることも可能ですが、それでも大変ですよね...

僕は去年は本大会はリアルタイムでみたけど、栄冠は後追いだったので、今年は栄冠ナインを出来るだけ見てやろうと言うことで、期間中3窓、4窓しながらほぼ全てみました。Google Documentsに見所メモを取ってたら30頁を越えてました。本当に面白かった。

 

その内容については先日生放送でたっぷり3時間語ったわけですが、ブログでも改めて各校の栄冠ナインの見所、戦力分析、本番予想についてまとめておきたいと思います。本戦の前に軽く目を通してもらって観戦の助けになればと思います。


 

 

 

1.VR関西圏立高校(樋口楓監督、グループA)


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一期生樋口楓監督率いるVR関西圏立高校(以下V西)は、数値的には今大会最強のチームに仕上がりました。大エース月ノ美兔、主砲ギバラを中心に本当に強いです。

栄冠ナインでは、投げキッス(意味深)連発な市民球場の広島ファンを体現したような樋口監督の「熱い指導」(コンプライアンス)が売り。そんな樋口監督を慕った有能選手が次々と集い、一年目から殆どの選手が星100超、二年目には転生赤星(ましろ)が来るなど、さすがの人望をみせつけます。

えるさんの羽が何度ももがれそうになったり、シェリンやあみゃみゃが「熱い指導」に恐れおののいたり緊張しっぱなしだったりと色々ありましたが、徐々に監督もチームに入り込んでいって見ている方もV西のストーリーに引き込まれていきました。このあたり、本当に樋口監督のライバーに対する深い愛情を感じられて良かったですし、最後の夏が終わったときの漢泣きはエモかったですね。

 

f:id:pushol_imas:20200813091612j:plain注目選手はほぼ全員といって良いくらい上昇軍団が出来上がりましたが、やはり大エースに育った委員長でしょう。ステータス、青特ともに文句なし、このレギュレーションの中ではこれ以上無いくらいの最強投手に仕上がったと思いますし、本番でもほぼ点を取られることはないと思います。

何よりも、栄冠ナインというストーリーとして見たときには、委員長の先代エースにあたるマッツこと松田が2年生の夏に最後延長戦を1人で投げ抜きサヨナラ負けをしたところから、エースの座と「内角無双」という金特を引き継ぎ、先輩の無念を晴らすように真の大エースになっていくというのが本当に熱かった。

本番には参加出来ない上級生を含めたV西のエースの系譜という物語が展開したということを念頭において本番の委員長のピッチングをみるとよりエモくなると思います。こういうストーリーがきちんとできあがるあたり、さすが樋口監督もってるなと思います。

 

一方で不安要素としては、正捕手のちーさんがキャッチャーDのままだったという点。唯一の不安点にして、オートで戦う本番の戦いにおいては投手のスタミナ消費が勝負を分ける可能性があるというのは去年のVtuber甲子園でもポイントになっていたので、委員長が万が一早めに降板ということになった際に不安がのこります。

それでも上級生を中心に大会ナンバーワンの超強力打線が相手投手を破壊してしまう可能性も高く、現時点では予選一位抜けはもちろん、大会優勝候補ナンバーワンだと思います。

 

 

2.王立ヘルエスタ高校(リゼ・ヘルエスタ監督、グループA)

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そんな投打ともに最強のV西の対抗馬といっても良いのが、リゼ皇女率いる王立ヘルエスタ高校(以下、ヘル高)

さんばかのいにゅいを中心に、2019年デビュー組で固められた打線の破壊力はV西と並んで大会屈指。特に最強クラスの転生二塁手大石大二郎を引いたことで、静岡のスピードスター、最強のリードオフマン夜見が誕生。走力A走塁A盗塁Aで出塁さえすれば盗塁して得点圏確定(本番のオートだとどこまで走るか不確定なところがありますが)だし、静岡の安打製造機いにゅいの2人で点が取れるし、若女将、ういは、メリッサのクリンナップも強い。本当にどこからでも点が取れる強力打線が完成しました。

一方で投手陣もアンジュ、まちゅかいの二枚看板は十分に強力で、途中一悶着あったもののキャッチャーBを獲得したいにゅいのリードを受けて強力V西打線も抑え込みたいところ。特に先発のアンジュは威圧感(相手投手のスタミナを削る)持ち打者が多い今大会において、唯一の闘志持ち(威圧感のスタミナ削りが利かない)であり、本番でも強心臓っぷりを発揮してチームを引っ張ってくれることに期待がかかります。

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その他の不安点を上げるとしたらやはり内野守備でしょうか。特にサードのフレンの送球難。ショートういはと共に栄冠ナインでは送球エラーが目立ってましたし、接戦になるとエラーが勝負を分けるというのは去年もありました。このあたりはキャッチャーB獲得のために迷走した時期があったことのツケかなと思います。

 

栄冠のプレーにおいては隠しきれないジャイアンツ愛で、ヘル高なのに帽子の文字がGになったり、ユニフォームが完全に東京ドーム仕様であったしますが、その分皇女の野球に対する愛情が感じられます。ドラフト3位で指名したパワプロ大好き若女将と一緒に、その野球愛でにじさんじ甲子園の栄冠を勝ち取れるか、期待がかかります。

また、昨日の放送で改めて披露されてショートカットも、実は栄冠ナインの最後の夏の大会で気合いの証として初披露されたもの。本当にこの大会にかける意気込みが伝わってきましたし、皇女の熱い想いが伝わってくる栄冠ナインも大会前に見ておくと本番が非常にエモいものになると思います。


サプライズのリゼ皇女ショートヘアお披露目シーン【にじさんじ リゼ・ヘルエスタ 切り抜き #にじさんじ甲子園】


【パワプロ2020栄冠ナイン】王立ヘルエスタ高校、三年目・夏編 #6【#にじさんじ甲子園/リゼ・ヘルエスタ】

 

 

3.にじさんじ農業高校(舞元啓介監督、グループA)

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昨年度の覇者、ディフェンディングチャンピオンである舞元監督率いるにじ農ですが、今年も栄冠ナインでは非常に苦しい戦いを強いられました。一年目の選手の星の数がV西の約半分。ステも低けりゃ、赤特も多くて、始まったときは絶望しかないところからのスタートでした。

実際に二年目の公式戦では一勝もできず、各高の栄冠ナインの情報交換所と化していた待機所のコメ欄でも加齢衆の間に負けムードが漂っていたり、舞元監督も他校の視察に出向いては「○○君、にじ農に来ないか!」とスカウトムーブを繰り返したり、敗色ムード濃厚な中で育成が進められていました。

 

それでも誰よりもパワプロをプレーしてきた経験を活かした采配は見事で、昨年同様に効果的なコンバートを実施し、今作から加わった新要素スカウトが上手くいったことと併せてなんとか戦えるチームを作り上げました。特にキャッチャーでスカウト候補だった選手をスカウト段階でショートにコンバート要因として獲得したり(ニュイ)、星25というどうしようもない左投げのピッチャーをサードにコンバートしたり(レヴィ)、出来る事をしっかりやるという諦めの悪いおじおじの良さが出たプレーだったと思います。

特に左投げのレヴィをサードに抜擢するという現実ではあり得ない選択ができたのも、サクサクセス→オートペナントでまゆゆを左投げのセカンドとして運用して成功した経験があったからこそで、本当におじおじにしかできない選択だったと思います。

そして、何よりもにじ農の希望は正捕手センシティブ雨森。去年のキャッチャーBに続いて、一年目の夏の段階でキャッチャーAを獲得。これによってニュイのショートコンバートにも迷いがなくなったわけです。そして試合でもステータス以上に打つというのは去年同様で、今年の本番でもセンシティブリード、センシティブ打法での活躍に期待がかかります。

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このセンシティブリードに引っ張られる投手陣も、星川、ふわっちというマイライフ楽天の中継ぎと(首脳陣に嫌われた幻の)エースの組み合わせ。「星川観測」で同じみの酷使される星川は今大会でも健在で、楽天星川の酷使の歴史の原点とかいわれたりもしていますが、一方で能力の高さも確か。

3年目に入り楽天モチーフのユニフォームに変更されたこともあり、本番ではふわっち→星川というマイライフ通りのリレーで勝利を勝ち取れるか期待がかかります。

 

その他にも、理想的なリードオフマンかなかな、なかなか打てなかったのに肝心の試合で逆転3ランを放つなどチャンスAが光る4球団強豪ドラ1葛葉のクロノワコンビ、スーパールーキーとしてにじ農を救ったロアちゃんの加入など、三年目の夏には今回最初の夏の甲子園出場を達成。一回多い合宿と甲子園での経験値をゲットしてV西、ヘル高と戦えるチームに仕上がりました。

プレーとしては三年目の夏には開き直って相手のステータスを気にせず、魔物を含めて自分たちの強みを打ち出す野球で勝ち上がってきたのが印象的でした。パワプロをやりこんできたからこそ、逆説的に選手を信じる野球をする。今年のにじ農もチャレンジャーとして、本大会で見せてくれると信じています。

是非、本大会でもゴートさん作曲のにじ農オリジナル校歌を歌わせてくれ!


【#にじさんじ甲子園】にじさんじ農業高校 最後の夏【にじさんじ/舞元啓介】

 

 

4.横須賀流星高校(社築監督、グループB)

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今回の栄冠ナインで、最終的にはにじ農以上に苦しんだといえるのがやしきず率いる横須賀流星高校。一年目の選手こそまずまずの数値だったものの、その後の特訓、スカウト運の悪さは... やっぱりおととブラザーズは運が悪いのがデフォルトなのか...

 

栄冠ナインのプレーでは上級生が強かったこともあり、2年目の夏までは順調に勝ち進みました。実際に2年目にはプロ入りが3人出るなど普通に強かった。ただ、3年生世代の強い選手が外野に偏っていたこと、キャッチャーを務める正妻ドーラ様のステータスがイマイチかつキャッチャー能力の獲得が出来なかったこともあり、2年目秋からは一転して苦戦。試合に勝てず、特訓や合宿でも強い青特がゲットできずと本当に苦しかった...

選手を見て行くとお嬢、ヒムラの外野手は十分に戦えるレベルに育ちましたが、同じく外野の一角を担っていたエクスは内野の手薄さを補うためにファーストに転向。期待された2年生が他の内野のポジションを担うことになったものの、ドラフト2位の社長がステ以上に打てない... 去年の力ちゃん、ベルさん的なポジションに収まってしまった感じがして、コメント欄の悲鳴がみていて苦しかった...

 

一方で投手陣については、エースひまちゃん、リリーフ勝くんとまずまず強く育ちましたが、重い球は出来れば勝くんじゃなくて解釈一致ひまちゃん(ライン越えたな)に付いて欲しかったところ。キャッチャー能力も控えだったモイラ様がCを獲得しましたが、ステ的に微妙な所で結局キャッチャーDで本戦を戦う決断をすることになりました。最強エースと打線を誇るV西がキャッチャーDなのと、全体的に育ち切らなかった流星のキャッチャーDでは意味が合いが違うんだよなあ...

ただ、唯一の希望はスーパールーキーとして加入し、一年生で正捕手の座を射止めたロキさん。念願の勝君とのバッテリーも実現し(勝君逃げて...)、きっと本番でも暴れてくれるでしょう。ロキさんといえばやしきず監督、小夜ちゃんとのチャー研ですし、小夜ちゃんも数値以上の活躍するならロキさんも...

それ以外にも最後の夏に活躍した緑仙など、SEEDs一期生の活躍に期待がかかります。期待が低いからこそそれをぶち壊す、そんなSEEDs魂の輝きを本番ではみせてくれ。

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5.にじさんじ高校(椎名唯華監督、グループB)

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パワクズ、Vtuber甲子園と、唯一のこの企画皆勤賞の椎名監督率いるにじ高。ドラフト会議でも2連続でドラ1を外し、チャイカリーダーを指名してレジスタンスコンビが成立したところから危ない路線に突入し、炎上+エロ=不良スク水という暴走ドラフトを実行。リアルにじさんじルーキーズ実現を目指すにじ高が完成しました。

栄冠のプレースタイルも他校とは一戦を画すいつもの運ゲーマーズ。とにかく強い青特を獲得していくスタイル。パリコレと呼ばれる代打連発による特殊能力発動を容赦無く利用したり、何でも良いから勝てばええねんというスタイルは逆にすがすがしい。個人的にはだるそうなしぃしぃの「がんばれ~」が好きなんですよね。監督と言うよりもチアリーダーしぃしぃスタイルは事も健在。

 

そんな運ゲーマーズに引っ張られ、選手達も順調に成長します。炎上系投手の二枚看板ゆめおとグウェル(ゲーミング→グェミング)はなんだかんだで順調に育ち、野手では3年生、2年生を中心に強力に育ちました。特に威圧感、選球眼、カット打ちを獲得したハジキが二番打者として相手にプレッシャーをかけ、この企画おなじみの「デビュー以外は何でも出来る男」こと怪童ユードリックはキャッチャーAかつ4番として4割ホームラン8本と最強のバッターに成長。V西、ヘル高にならぶ強力打線が完成しました。

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ただ、問題は天才肌として登場し、今大会でも委員長に続く星400超を達成したリードオフマンチャイちゃん... ステータスは圧巻のミートS、パワーAと最強クラスなのですが、なぜかしぃしぃが見てる前では打たない。

この法則に従えば、全打席しぃしぃが見守る本番では全く打てないことに...実際にパワクズでも、Vtuber甲子園でもしぃしぃに指名されるも全く活躍出来なかった過去もあるので、今年こそ大活躍してリーダーの面目躍如を果たして欲しい所ですが、こういう所で活躍しないのがチャイちゃんらしいとも言えるし...

まあ、どちらに転んでも美味しい展開になっていますし、そういう展開にきっちり持ち込んで来るあたりがしぃしぃというライバーを象徴してていいですね。果たしてにじさんじルーキーズの成り上がりは実現するのか、戦力的にも十分可能なところまで来ていると思うので、期待がかかります。

後、反則すれすれで誕生したこの企画の産みの親、今大会もアンバサダーで参加するサングラスのあの男の代打にも期待がかかりますね^^f:id:pushol_imas:20200813102225j:plain

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6.聖シャープネス学院(剣持刀也監督、グループB)


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最後に昨年度の優勝投手剣持監督率いる聖シャープネス学院(以下、シャプ学)二期生とロリを中心に構成されたチームで、ぶれないもちさんが象徴されたチームになっています。まあ、にじ農に力ちゃんがいないように、相棒のがっくんは居ないんですが^^

 

栄冠のプレースタイルはしぃしぃとは違った意味で我が道を行くスタイル。いつものようにコメ欄とはレスバを展開し、パワプロのセオリーと言うよりも高校野球はこうやった方が面白いとか、このライバーはこういう風な選手になったほうが面白いという、独自の理論に基づいて育成が進められました。

ただ、このプレースタイルがとても良かったです。試合面でも高校野球だから「転がして何か起これ」ってのは栄冠のプレーのシステムにあっていたり、魔物や黄色い声援など本番にはないけど栄冠では強い能力を有効活用したり、あらゆる手を打ってそれで最後に甲子園出場までたどり着いたのはお見事でした。

また選手に対してもライバーとして突っ込んでいて、ギル様に対して「お前は4000年間配信見る以外やってなかったのか」とか、童田に対して「ニセロリだからエラーするんだ」とか... 

でも、こういう言葉のかけ方が実際にライバーの良さとか特徴とかを的確に捉えている部分が多かったですし、ミスをしても仕方ない、それも含めて君の個性だという風な声かけも多く見られて、本当にライバーという存在をよく分かっている采配、育成で好感がもてました。

でろーんがチームに入り込んでいって最終的には漢泣きしたのもそうですが、やはりにじさんじを背負ってきた一期生、二期生の偉大さを感じさせてくれた栄冠ナインだったと思うので、見てない人は大会終わってからでもいいので是非見てください。

 

チームとしては、一年目から転生河田(ギル様)、二年目に転生高津(有栖ちゃん)と、ヤクルトファンのもちさんのところに現ヤクルトの首脳陣がやってきてくれるなど運も良かったですね。それでいて、強選手に頼るのではなく、全員野球を志向し、細かい継投やバンドなども有効利用し全員野球で勝ち上がってきました。

粘り強いピッチングが身上のドラ1笹木は委員長に続く今大会屈指の投手に育ちましたし、2年夏のエラーで一時的に評判を下げたとはいえチームの柱として引っ張ったギル様(配信して)を中心にどこからでも点をとりにいける打線に仕上がりました。

特に、ステ以上に強い青特をゲットし、何かやってくれる感が強い未来人リリちゃんがキャプテンとしてグラウンド上でチームを引っ張る姿はいいですね。おじおじには小夜ちゃんが、もちさんにはリリちゃんと、こうした同期の絆は見ていて本当にエモい。オートプレーだからこそ、絆が作り出すドラマに期待がかかります。

もちさんの栄冠プレーは本当によくて、個人的にはにじ農を越える推しチームになったシャプ学。決勝進出→優勝して、麻雀大会に続く、まさかのもちさんの二冠達成を見届けたいですね。

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7.戦力比較と本番予想

以上の栄冠の振り返りと戦力分析を踏まえて、最後に実際にポイントにそった戦力比較した上で、本番の予想をしてみたいと思います。

 

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まずはグループAから。ここは数値的に圧倒しているV西がもちろん本命。キャッチャーDとはいえ7回制の予選で委員長を打ち崩すのは至難の業だと思います。もちろん夜見がかき回してヘル高が機動力も併せて打ち勝つことはあると思いますし、ふわっち・星川のマイライフ楽天投手陣が投手戦で投げ勝つということもあると思いますが、10回やれば6,7回はV西が勝つのではないでしょうか。

ただ、接戦になったときに勝負を分けるのは采配と守備なのは去年をみていると分かります。その意味で、最も戦力的に厳しいと思われるにじ農がつけいる隙はあると思います。なので、印的には「◎V西、▲ヘル高、注にじ農」という感じですが、10回に1回に期待して、以下の番狂わせに期待します。

 

グループA順位予想:1位にじ農、2位V西、3位ヘル高

 

 

一方でグループBはAに比べると打撃戦の予感がします。戦力的にはにじ高が強いかなと思わなくもないんですが、エース笹木の粘りと二番威圧感詩子お姉さんからの二期生クリンナップのシャプ高も負けてはいません。流星はステ的にはにじ農以上にきびしいかなと思います...

印的には「◎にじ高、○シャプ学、×流星」といった感じですが、ポイントは監督間の相性。空気を読まないもちさんの今年の流れの良さなら、しぃしぃの運ゲーマーズが利かないような気がするんですよね。一方でやしきずはでび虐、ささ虐には定評があるものの、しぃしぃの運ゲーマーズには絶対的な運量の差で負けそうな気がする。それらを踏まえて順位予想は以下のようになると思います。

 

グループB順位予想:1位シャプ学、2位にじ高、3位流星

 

 

こうなるとにじ農対シャプ学という「前年度の優勝監督対優勝投手」という非常にエモい決勝戦が実現して、全員野球対決を制してシャプ学が優勝という画が見たくなります。本当にシャプ学いいんですよ、エモいんですよ。ということで期待と願望を込めて最終順位予想は以下の通りです。

 

最終順位予想:優勝シャプ学、準優勝にじ農、3位V西、4位にじ高、5位ヘル学、6位流星

 

 

てな感じで、当てにいくというよりも願望全開の予想になってしまいました。ちなみに麻雀大会の時と同様に、優勝予想、MVP予想などはインサイドで募集されていますので、そちらから投票してみてください。

 

主催者のおじおじから大会前に動画が上がる予告も来ていて、いよいよ本番という空気が漂ってきた今年のにじさんじ甲子園。今年は予選含めて3日間熱い戦いが繰り広げられます。みんなで盛り上がりましょう。

 

追記:折角30頁のメモを取ったので、こちらも公開。

 

追記2:各校の監督インタビューがプレミア公開されるみたいなので、大会前にチェックしよう

 

【配信予告】 レスター伯の歴史講座配信はじめます【日本語で聞ける貴重なフットボール史講座】

一応歴史講座は本業の一部でもある(挨拶)

 

レスター伯の旋回の競馬、Vtuberに続くメインコンテンツである、歴史講座の第一回がようやく始まります。まずはフットボール史編の第一回が2020/8/6(木)の21時からスタート予定。

 


【フットボール史講義 第一回】近代フットボール史の誕生とレフリーの苦悩【英国貴族Vtuberの歴史講座】

 

まだ、日本語だとフットボール史の通史ってないんですよね。レスター伯の講義も完璧にど真ん中というわけではないですが、主にイングランドにおけるプロ・フットボールの誕生から、そのシステムの根幹(リーグシステムと選手の移籍・給与に関する制度)がどのように形成され変化したのか、そしてなぜプレミア・リーグが誕生したのかという歴史について全5回程度で講義する予定にしてます。

多分、日本語で聞けるフットボール史講義としては日本で一番に詳しい物になる...はず...

なので、是非聴きにきてください。

 

第一回は近代フットボール(サッカー)が誕生したプロセスと、その裏で現代まで苦悩することになるレフリーの存在について歴史的に紐解いていきたいと思います。