にぃにとみゃーと裡沙ちゃんの物語 ―『アマガミSS』BD第13巻上崎裡沙&橘美也編のすすめ―
アマガミSS 12 絢辻 詞 下巻 (Blu-ray 初回限定生産)
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アマガミSS 13 上崎裡沙&橘美也 (Blu-ray 初回限定生産)
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地震の影響もあって発売が約半月遅れましたが、
本編ラストの絢辻詞編後編を収録した第12巻と、
特別編である上崎裡沙編、そしてBD初収録の橘美也編を収録した第13巻。
特に13巻が楽しみすぎて、もう辛抱ならんところでしたよ(`・ω・´)
今回は恒例の布ポスターがなくて少し寂しいところですが、
それを補ってあまりあるのが、BDで初公開となる美也編!
もう、予告PVが公開された時から叫び声をあげたもんですが、
本編の内容は、もう悶絶以外の何者でもない!
橘家に伝わる二人の変態っぷり/天然ジゴロっぷりを再確認するとともに、
そんな二人ならではの兄妹の絆が伝わってきて暖かい気持ちになれます。
後、最後の雪のカットがサントラのジャケットを思い出すのもいいですし*1、
一話以来のアニメ版キャラデザの合田さん作監回という事で気合いも十分でした*2。
参考:第26話PV配信中ーTBSアニメーション・アマガミSS
TVアニメ「アマガミSS」エンディングテーマ8 素敵なある日
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そしてゲームをくまなくプレーした人ならば、
同時収録されている上崎さんと美也のからみもたまりません!*3
上崎さんの橘さんに対する長年の想いは、
美也と上崎さんの関係性を知るとより深く理解できるようになりますよ。
まあ、二人で一緒に買い物にいくのは楽しそうでいいんですけど、
二人して一緒に尾行してるのはどうかと思うんですけどねw*4
13巻のコメンタリーでの門脇さんと阿澄さんの会話もいいですし、
その上崎さんですが、本編では新規カットが大幅に追加され、
よりかわいさが際立つ展開に。
繰り返しみる事で、より上崎さんの橘さんに対する想いが感じられるようになっていて、
TV編よりも一層すばらしい出来になっていました。
また、上述したように美也編では美也のお助けお姉さん役としてすばらしい助演っぷり。
TVシリーズでの出番のなさを補ってあまりある活躍でした。
ただ、「ねぇね」推しはどうかと思うなw
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そしてもちろん、我らがパッケージヒロイン、
絢辻サンタも最高です!!
コメンタリーは予告通り名塚さんと前野さんが競演され、
内容共々フィナーレにふさわしい12巻でした。
僕らは絢辻コンボとロリ辻さんを一生忘れない (´・ω・`)b
そんなわけで、長かったTVアニメ、アマガミSSのコンテンツ展開もひとまず終了です。
こんなにも楽しめて、入れ込めたアニメも久しぶりでした。
言葉では表せないくらいの思い出いっぱいですが、
本当にありがとう!
そして・・・・・・
これからもよろしく!!
アマガミSS 1 森島はるか 上巻 (Blu-ray 初回限定生産)
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追記:平池芳正監督と小さな勇気の物語としての『アマガミSS』
『アマガミSS』成功の最大の秘訣は、
平池監督がドラマとしてきっちりと描く事を徹底した点にあると思っています*5。
13巻では上崎さん編で脚本も担当しているわけですが*6、
平池脚本と言えばラブリー編1、4話と上崎さん編だけです。
この3話といえば、『アマガミSS』というアニメの最初と最後であり、
どいういう話を描きたいかという指針が最も現れていたエピソードでした。
13巻付属のリーフレットの製作インタビューでも、
「2年前の失恋から、純一がいかに勇気をもって乗り越えるか」
を『アマガミSS』のテーマとしてこだわったと言っていましたし、
その軸がぶれなかったからこそ、ゲームのベースを引き継ぎつつ、
アニメ独自の面白さをもった作品に仕上がったのだと思います。
本当に平池さんの仕事には脱帽するよりほかありません。
こういう一見地味だけどしっかりした仕事が出来る監督は高く評価したいですね。
13巻付属のパンフレットの平池監督のアマガミSS製作秘話は実に読み応えがあるので、
BDを買った人は是非是非よみましょう!