レスター伯の限界

気付いたらVtuberになってた

清水谷竜華の最高状態に関する一考察

 「怜を感じてますか?」(挨拶)

 
 『阿知賀編』14話もAT-Xで放送され、ニワカ先輩の再登場や、哩姫のリザベーションに興奮した(or AT-X見れずに悔し涙に枕を濡らした)咲クラスタの皆様におかれましてはお疲れさまさまです。
 僕も、思わずモゲマスのユニット名を「フィッシャー(CV.清水香里)」にするなど、今からニコニコでの配信が楽しみで待ちきれない状態であります。
 そんなアニメに負けず劣らず盛り上がってるのがガンガン本誌で連載中の漫画版『阿知賀編』。連載は現在大将戦に突入していますが、アニメ15話では14話を遥かに上回るシーンが盛りだくさんな事は確定の熱い展開の連続なので、毎月12日が待ち遠しくてたまりません。
 
 さて、そんな阿知賀編において、個人的に一つ気になっている事があります。それが、千里山女子大将・清水谷竜華の「最高状態」。「しゃぶり尽くす」「デジタルは左から二番目」などの名言でおなじみの副将フナQの発言から、竜華には「最高状態」と呼ばれる特殊能力・状態のようなものがあるのではないかと推測されており、2chのスレなんかでも「最高状態」とは何かとあれこれ議論されています。

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    咲「うぅぅ、おしっこ漏れちゃうよぉ・・・」 | SS保存場所(ニュー速VIP) (僕が咲SSにハマったきっかけになったSSでもある)
 
 そんな中、一月号に掲載された18話において、枕神怜ちゃんの膝枕パワーの助けを借りて、「その局における最善の手順を視ることができる」というプチ未来視能力を使える事が発覚しました。まさに「ナニソレ」ですが、咲においては日常茶飯事ですし、本人が股間下半身に怜を感じて幸せそうにしてるので、本誌を読んだ時には、ああiPSレズ畜生パワーは最高だなとご満悦アコチャーばりに「うむっ」とうなっていました。
 

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 しかし、本編において怜も「竜華のような基礎雀力が強い子に能力を与えた方がいい」と言っていますし、竜華も枕神怜ちゃんの降臨に驚いてた風であったので、この未来視は本来は怜に由来する能力であり、「最高状態」とはまた別の何かだと考えられます。
 となると結局「最高状態ってなんやねん!?」という振り出しに戻ってしまう訳ですが、実はヒントは意外なところに転がっていたのではないかと最近気付いてしまったのです。そのヒントの出所がキャラソンである「東西南北☆うちだおれ☆わーるど ver.竜華」
 
 
 この曲は竜華のキャラソンCD「Little Pray」に収録されており、怜と共通のカップリング曲です。サビが共通の歌詞とメロディなのに対して、メロ部分は別で、それぞれ怜と竜華の心情や闘牌に関する描写になっています。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A キャラソンベストアルバム THE 夢のヒットスクエア 阿知賀編

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 で、よく歌詞を聞いてもらうとわかるのですが、キャラソンのカップリング曲の歌詞によくあるパターンで、本編におけるキャラの動きや能力をそのまま歌詞にしているんですね。例えば、怜の場合は「リーチ一発」「コンビ打ち」「ヤミテンで振り込まない」など、そのままズバリです。
 それに対して、竜華の場合は、「部長になることのプレッシャー」や「怜への思い」などの心情描写は本編にも垣間見えたのに対して、闘牌に関しては二回戦での「穏乃の手筋をある程度読んで切り出しをしてる」+18話における未来視くらいしか描写がありません。ということは、闘牌に関わる部分の歌詞は作詞家が想像で書くしかないということになりそうなわけです...
 が、ここで発想を逆転させてみましょう。作詞家は竜華の能力(特徴)について知らされており、「東西南北☆うちだおれ☆わーるど ver.竜華」においても竜華の能力(「最高状態」)を反映した作詞が行われている可能性があると。アニメの小野監督や浦畑シリーズ構成が「りつべから咲と照の仲違いの原因を聞いている」、なんて話もあるくらいですし、「可能性はゼロじゃないし!」です。

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 という風に発想を転換させるとですね、歌詞の中に気になる部分がすぐに見つかります。それが2番Bメロの「追い込みリーチで超必殺」の部分。それ以外の部分は、「即リーはあかん、待ちは広く」「点棒ないのに突っ込んでくる相手を冷静に見極める」「押し引き・駆け引きが重要」という感じの内容で、二回戦における竜華のうち回しを想像させるものなので、「超必殺」という表現の穏やかではない感じが際立ちます。
 しかも、超必殺というくらいなので、最高状態の竜華がリーチをかけると、「問答無用で相手は当たり牌を掴まされる」くらいはあるのかもしれません。
 また、「追い込みリーチ」が必殺技だとしたら、怜の「一巡先リーチ」とも対応します。「先鋒の怜がリーチで稼いで、大将の竜華がリードをいかしてリーチで押さえ込む」ということになればまさしく二人の絆を感じさせる能力になるじゃないですか。先鋒戦怜はリードを奪えなかったわけですが、大将戦では枕神怜の力を借りて白井台を首位から陥落させていますし。
 
 しかしですね、これだと、哩姫のリザベーションと被る部分があるし、「またレズか、壊れるなあ...」となってしまうのも否定できないわけです。それにですよ、咲世界における能力者リーチで、「追い込みリーチ」とも響きが似ている豊音の「おっかけリーチ(先負)」は、もっと脅威的で、あの末原先輩を軽くめげさせる攻撃的な能力でした。

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 そう考えると、「最高状態」の竜華が使うリーチ、しかも超必殺ということになれば、もっとすごみのある、それこそ恐ろしい能力であってほしい。霞さんが恐ろしい神様を下ろした後には反動がくるように、最高状態には何らかの代償が必要になるとかの方が盛り上がると思いませんか?また、相方の怜の>∩(・ω・)∩<と同様に、相手の息の根を止めるくらいの強さであってほしくないですか?
 
 と考えるとですね、最高状態の竜華が追い込みリーチをかける際にはですね、ぜひとも怜に近寄る女どもを全部駆逐するくらいの鬼の形相を発揮してほしいなあと思う訳です。
 それこそ準決勝大将戦の今後の展開としては、スーパーサイヤ人状態に突入した淡が猛烈な勢いで追いあげてくるのに対して、iPSセンスを極限まで発揮してしまった結果、百合ゾンビと化してしまい怜を抱きしめられなくなるも、チームの勝利と怜の貞操は守るために超必殺技「追い込みリーチ」をぶっ放してチームを決勝に導く竜華。
 そんな変わり果てた姿になった竜華でも、私は受け入れると宣言する怜、二人を祝福する友人セーラ、隣でしゃぶり尽くすように眺めて満足げなフナQ。しかし、翌日控え室で冷たくなっている泉が発見され、その結果、決勝には白糸台と繰り上がりで阿知賀が進出することに...
 
 これくらいやってくれるなら、阿知賀編がこの後どんな超展開になったとしても、個人的には何の文句もありません。竜華の「最高状態」楽しみですね^^
 
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