レスター伯の限界

気付いたらVtuberになってた

【夏コミ宣伝】サークルごまうま新刊「ごまのうま本 vol.1」のお知らせと競馬/ウマ娘を通じたコミュニティーの素晴らしさ【8/13東フ23a】

約10年振りにIn Designと悪戦苦闘しました(挨拶)

 

既に色々な所で宣伝していますが、夏コミ初日の8/13(土)に企画・編集で携わらせていただいたサークルごまうまの新刊『ごまのうま本 vol.1』が東フ23aで頒布されます。

 

主催のごまちゃんの紹介記事。こちらからBooth(電子版)とメロンブック(紙+電子版)での依託についても案内されています。

*紙の本については速攻で売り切れたので、臨時増刷してメロンに別のURLで復活しています。以下のURLからアクセスください。

 

通販

メロンブックス(紙)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1595349

Booth(電子版)

https://gomap0711.booth.pm/items/4046280


 

明日8/6(土)21時からはニコニコ生放送、黒いテスト放送コミュニティで同じく今回のコミケで本を出す、ニコマス養老院(内科部長、ぴっかり、dragontwo2)のメンバーと合同で宣伝生放送を行う事になりました。

 

養老院の本のあまりの豪華さに、個人馬主に対する一口馬主的な感じで飲まれそうになっていますが、直前の20時からは合同放送とは別にごまちゃんと2人でごまうま単独での宣伝放送もする予定です。そちらでは本の裏話なども多めに出来ればと思います。

 

 

本の詳しい内容にについては上記の放送や、主催のごまちゃんのブログに任せるとして、この記事では少し自分の話をしてみたいなと。宣伝は以上なので、お時間がある方だけ以下の文章にお付き合いいただければ幸いです。

 

 

競馬についての思い出は去年コントレイルの引退に併せてブログに書きましたし、血統を中心とした競馬の話は普段Youtubeでわぁドレ血統研究所として毎週しゃべってますし、ウマ娘についても定期的に界隈の競馬おじさんたちと配信したりしていますが、今回はそれらとはちょっと違う角度から、今回の本が出ることになった一番最初のきかっけと、今回の本で言うところの界隈、つまり競馬・ウマ娘に関するコミュニティについて少しだけ書いてみたいと思います。

 

今回の同人誌が出る歴史を語る上で欠かせないのは、実は上記の告知放送でもお世話になるきつねさん主催の2019年夏コミの時期に開催されたニコマスオフ会でした。ニコマスコミュニティーからはご無沙汰気味だったものの、敷居亭の新刊『敷居の部屋の旋回』を出すことになり、久しぶりにコミケに参加することになったのでオフ回にも顔を出したのですが、その時に今回の本の主催であるごまちゃんと久しぶりに再開したのでした。

折しも前年の2018年にワグネリアン福永祐一が悲願のダービー制覇を成し遂げ、自分の中の競馬熱が再加熱し始めた時期で、オフ回の直前にシルクに新規で申し込み夢だった一口馬主をやってみるかというタイミングでした。そんな中でオフ回に参加すると、一角で競馬の話をしているグループがあり、楽しそうだったので混ざって喋らせてもらったのですが、その中心にいたのがごまちゃんでした。

ごまちゃんはニコマスでは先輩で、PV動画を作る時の参考にさせてもらっていたものの、リアルであったのは敷居亭でサークル参加したコミケの時くらいであんまり話したことはなかったです。でも、同じ時期にニコマスで動画を作っており、競馬という共通の趣味があり、同じ競馬の歴史を見てきたということで楽しく話せて、与太話のように「POGとかも楽しそうですよね」みたいに話してたんですよね。

 

オフ回では楽しく話したくらいだったのですが、コミケから帰ってくるとシルクからの当選通知が来ており、競馬沼の更なる深みにはまっていくことが確定的になったわけですが、どうせ沼にハマるなら1人よりは仲間がいた方がいいよなというのは感じていました。

とはいえ敷居亭回りは誰も競馬しないしどうしようかなと思ってた時に、オフ回でごまちゃんと話したことを思い出し、「本当にPOGやってみませんか?」とふってみたら「やってみますか、声かけてみます」って感じの反応が返ってきたんですよね。

当時ニコマスアイマス回りだと今回の本にも参加してくれているあいうえおPが主催する酔いどれPOGが既に開催されており、参考にさせてもらいながらメンバーを集めてルールを作り、2020/21年シーズンからニコマス時代の仲間でニコマス競馬部POGを結成することになったわけです。そしてPOGが競馬をどれだけ楽しくしてくれるかということが、今回の本のメインテーマです。

 

そこからは、同じアイマスニコマスつながりということで酔いどれPOGのメンバーと交流がはじまり、ウマ娘を通じて入ってきた新規勢を巻き込んで界隈POGへと拡大していく様子は今回の本の中でも書かれているので割愛しますが、元になったのは競馬おじさんたちの競馬に対する愛情と同時に、やっぱりニコマスというコミュニティの存在だったんだと思います。

ニコマスはもちろんアイドルマスターというコンテンツが中心にあるものの、僕のようにロックを中心とした音楽が好きで動画を作っていたり、アイマスが媒介となって色々な趣味の話ができるサブコミュニティがゆるやかに存在していました。競馬ももちろんその中の一つになりうるポテンシャルを秘めていましたが、少なくとも僕はニコマス時代には競馬では殆ど繋がりを作る事はなかったです。

 

ただ、競馬自体の持っているポテンシャルがウマ娘という競馬そのものをモチーフとするコンテンツを通じて存分に発揮されることで、ニコマスの時と同じようにコミュニティの形成を促してくれました。僕も競馬を始めた当時は同じ学校の数人の友達と細々とPOGのまねごとをやってみたり、田舎から青春18切符阪神競馬場京都競馬場に脚を運んだりしていましたが、近年は誰かと一緒に競馬を楽しむという経験がないまますごしていました。

競馬を始めた頃と同じ位最近の競馬は楽しい、でも一緒に楽しむ仲間がなかなかいないという状況の中でウマ娘が出てきて、ニコマス時代の繋がりがウマ娘を通じたコミュニティー形成にも力を貸してくれた。しかもニコマス時代の同志たちだけでなく、ウマ娘から競馬を始めた新しい友人達もできた。

 

好きなものについて語りたい、一緒に好きなものを体験してその素晴らしさを共有したい。オタクであれば誰しもが持つであろう想いをもう一度よみがえらせてくれた。今回の本の対談でも少しそのような話をさせてもらいましたし、個別原稿でもそんな想いをそれぞれの参加者が存分に語ってくれています。

僕自身は企画・編集という裏方の立場で参加しており、原稿自体はかいていませんが、そんな想いを集めて同人誌にする。これもまた、ニコマス時代にサークル敷居亭で経験してきた楽しい思い出ですし、同人誌という形にすることで未来に残す事が出来る。今回ごまちゃんから「同人誌作ってみたい」と言われた時に、すっと反応できたのはやっぱりニコマス時代の経験があったからとしか言いようがありません。

 

人と人を繋ぐ事が出来るコンテンツの素晴らしさ。自分の中では今回の本を通じて一番感じて欲しい部分はこうしたコミュニティーの素晴らしさですし、実際にそれが体現出来た本になっていると思います。実際にその想いを本を通じて感じ取ってもらえると嬉しいです。