レスター伯の限界

なんもかんも政治が悪い......

久しぶりにゼロからスポーツをみる楽しさに溺れた一年 ―初心者がLoLプロシーンを一年間見続けてみた体験記―

 

 なぜ、今年の11月3日は土曜日だったのか...(挨拶)

 

 いやあ、LoLのプロシーン見るのが楽しすぎて、今年一年LoL見ることを優先する生活を送ってきました。そして、Worlds(世界大会)も終わってキリもいいし、これは記事を書くしかねえよってことで2年振りに更新します。

 

 ちなみに、タイトルにもあるように、今回の記事の趣旨は、「LoLって楽しいよ、みんなプレーしようよ」というよりは、全然知らんゲームでも、きちんと環境が整ってれば「見る専でも楽しむ事ができる」という、「見るゲームとしてのLoLの楽しさ」という視点で書いています。

 つまり、昔からあらゆるスポーツを見て楽しんできた「スポーツ観戦オタク」的な観点からLoLのプロシーンの楽しさを語りたいというのがこの記事の最大のモチベーションです。

 

*ちなみにこの記事、LoLって何ってことを説明するというよりは、こうやってLoL見るのにはまっていったよという体験記なので、「全く知らないけど一から全部知りたいぜ」「これを読めばLoL分かるんだろ」って人向けになってない部分がありますので、そのあたりご容赦ください。

 ちなみに初心者講座は既に優れたものが大量に出回っているので、そちらを見てもらった方が早いです。例えばWikiとか、僕とLoLの出会いのきっかけの一人である@hard_wiredさんがAutomatonに書いた初心者用記事なんかがいいでしょう。もしくはYoutubeに転がってる初心者向け動画でしょうか。

 理解したいって人はこの下のリンク集あたりを当たってもらえればと思います。

初心者向け/初心者ガイド - LoLJPWiki

automaton-media.com

www.youtube.com

 

 

 目次

  1. スポーツ観戦オタクからゲームのプロシーン見る専に
  2. LoLとの出会いからプロシーンを一年間追うようになるまで
  3. LoLプロシーンを観るの楽しさ
  4. 個人的2018シーズン総括とおすすめチーム・プレーヤー・チャンピオン

 

 

1.スポーツ観戦オタクからゲームのプロシーン見る専に

 

 唐突な自分語りから始めますが、僕は青春時代は音楽や小説にもはまってましたが、実際に一番エネルギーをつぎ込んでいたのは間違いなく「スポーツを観ること」でした。小学校(県大会優勝)から中学校、(高校は甲子園に出るくらい強い高校だったからやってない)大学時代はそれなりにガチで野球をプレーしてましたが、10歳を超えたくらいからはスポーツはプレーするよりも観る方が好きでした。

 プロ野球(25年来ロッテファン)はもちろん、世代的にサッカー(Jリーグ開幕と94年W杯のバッジョがきっかけ。現在のお仕事の一つがサッカーの歴史研究)に熱狂したし、それ以外にも、陸上(渡辺・早稲田)、ラグビー(元木・明治)、テニス(サンプラス)、ゴルフ(オラサバル)、F1(アーバイン)、競馬(ナリタブライアン)、競輪(神山・吉岡)... とりあえずテレビで見れたスポーツは何でもみてました。

 衛星放送やケーブルテレビが見れるようになってからは(95年くらい~)、NHKBS、GAORAWOWOWで海外のスポーツ、特にアメフト(マニング・コルツ)にはまりました。一見とっつきにくいけど、実況解説を助けに観戦しつつ、自力で少しずつルールを覚えていくと、奥深いゲーム性にはまってしまうという点はLoLに似てるかもしれません。

 

 一方でゲームに関しても、FC→SFC→PSという大きな流れの中で一通りはプレーしました。ドラクエやFFのようなRPGが特に好きでしたが、一番やったのはダビスタで一人でひたすら時間を潰して育成するゲームが好きでした。艦これでひたすら周回したり、FGOでBOX開けまくるのがあんまり苦にならない原点はダビスタなのかなとよく思います。

 一方で、21世紀に入ってからはプレーする機会はぐんと減っていたのですが(代わりにひたすら海外サッカーとNFL見てた)、Youtube、ニコ動によってゲームも自分でプレーするより観る方が性に合ってるなと感じる様になりました。この7,8年くらいはSFシリーズを中心に格ゲーの配信をひたすらみてましたし、最近はHSやシャドバなどDTCGはプレーも試合もどっちも楽しんでます。後、スポーツという観点ではひたすらニコ生でRTAもみてましたね。

earlofleicester.hatenablog.com

earlofleicester.hatenablog.com

 

 

 そんな感じで、この5年くらいは従来型のスポーツを観る機会が徐々に減ってきて(最近は競馬は割と熱を入れてみてるけど)、その分、いわゆるeSportのシーンを追う機会が増えていたわけです。性分として若干飽きっぽくてマンネリを避けたいというのもあるけど、環境・インフラが変わってきたこと、つまりネットで観るならeSportの方がより楽しさがあるなというのがここ最近の感覚でした。

 そんな中で、個人的にプレーしたことはないけど、観て面白い枠として浮上して来たのがLoLです。

 

 

2.LoLとの出会いからプロシーンを一年間追うようになるまで

 

 LoLというゲーム自体はかなり前から知っていました。細かくは覚えてないけど、多分2012年(Season2)くらい。当時一番はまってたのが格ゲー配信で、格ゲー集団Godsgardenの配信に入り浸ってる中で、当時のメンバーがLoLをプレーしているのを観たのが最初だったと思います。

 それと同じくらいの時期に、よく一緒にカードゲームやボードゲーム(Dominionとか)をやっている、@hard_wiredさんから「LoL楽しいですよ、一緒にやりましょう」と誘われたのを覚えてます。ただ、その時は、艦これとか他にもやってるゲームもあって、実際にプレーはしませんでした。

 

 むしろ今に繋がっているのは、別の機会に@hard_wiredさんと、LoLの取材などでもおなじみの@yuragawa_lol さんと遊んだ時。二人が「ちょっと動画みていいですか」とLoLの試合の動画を見始めたんです。

 この時の細かい年月は忘れたのですが、@hard_wiredさんが「このC9(Cloud9)というチームが熱いんですよ。特に、昔はこのHaiって選手のバックストーリーが面白くて、チームを一旦離れて戻ってきたんですが、JgからMidにポジションを変えたんですよ。いやあ、今年のNA対EUはいいですよ」って話してくれたこと、その時の対戦相手がたしかFNCだったこと、後SKTの名前も聞いた記憶があること、以上から判断すると、Season3のWCS(世界大会)のQFだと思います。つまり、LoLのプロシーンとのファーストコンタクト自体は5年くらい前だったはずです。

 とはいえ、当時はまだ日本鯖もたっておらず、当然日本のプロリーグであるLJLも無かったし、じゃあちょっと観てみるかといってプレーしたことないゲームのプロシーンを英語で追うというのは中々にハードルが高く見始めるということはありませんでした。ただ、翌年にリリースされたHearthstone(HS)のトーナメントシーンを見ているなかで、ウクライナの天才KolentoがC9の所属だったので、なんとなくC9というチームは覚えました。

 とりあえず今一番世界で人気があって、完全に理解するのは難しいけどなんとなく見てても面白いゲームというくらいの認識が、出会いから4年くらいは続きました。なんとなくいつも見てる配信者がやってたら見るかなくらいの立ち位置ですね。

 

 そんな状態から本格的にはまるに至るきっかけとなったのは、去年(Season7)の世界大会(Worlds)でした。当時、Twitterで新たに話すようになっていた友人が、「(LoLの)Worldsみないと」ってつぶやいていたのを観て、そういえばLJLって日本のプロリーグも出来たみたいだし、ちょっと観てみるかとなったのがきっかけです。そして運命と出会ったのです。

 その運命の日は、去年のGroup StageのDay2。その日の試合は、僕が名前の分かるチームであるC9の試合があり、そして名前は聞いたことのあるSKTの試合があったのです。LoLのプロシーンを観ている人からすればピンとくるでしょう。そうです、あの伝説の1万Gをひっくり返したSKT対EDGの試合を生で見ちゃったんです。

 

 LoLを知らない人からすると「1万Gをひっくり返したってどういうことやねん」ってなるでしょうが、これは野球で言えば「0-9位で負けてる9回裏に10点取ってサヨナラ勝ちする」くらい劇的な試合、ゲーマー的にいえばそれこそウメハラの「背水の逆転劇」みたいなもんで、まあ劇的な試合だったんです。しかも、そんな難行を中国覇者EDG相手にやっちゃうのが世界最強のプレーヤーと呼ばれるFakerを擁し、Worldsを2連覇中だったSKTだったんですよね。

 そんな感じで、本格的に見てみるかと思ったタイミングで、これ以上ないくらい劇的な試合をいきなり観ちゃたならば、そらはまっちゃいますよ...

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  そこからは、「もうこれは見逃してはいけないゲームだ」という本能が働き、仕事を終えたら急いで家に帰り、毎晩Worldsを観る日が続きました。

 そして、更なる運命のゲームとなるQF、SKT対MSFのGame3を観てしまうのです。すなわち、IgNarの「律動レオナ」の試合ですね。解説のRevolさんが慌ててる中、実況のeyesさんが「これだからEUはやめられないんですよ」って興奮していたのをよく覚えていますし、多分今までで一番見返した試合ですね。

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 もうここまでくると引き返すことは不可能で、こうなったら「2018年(Season8)はひたすらLoLをみる生活をやってみよう」となり、一年間ひたすらLoL見る専として活動したのでした。

 ちなみに一年目の見る専活動としては、日本のプロリーグLJL、春の世界大会MSI、一年の締めくくりのWorldsはもちろん全部みました。それに加えて、世界最強の韓国リーグLCK(revolさんの解説配信がありがたかった)はほぼ全試合、後スタイル的に好きなEU LCS、中国のLPLあたりは1/3くらいは観たかなと思うので、まあLoL見る専一年目としては中々ヘビーに見たんじゃ無いかなと思います。

 ちなみに試合数はメチャクチャ多くて、LJLはシーズン中は週末(金土)が2ヶ月続くくらいですが、LCKはシーズン中は週5、LPLは週6で試合が3ヶ月弱(×2)続きます。なので、見ようと思えばシーズン中(1月中旬~11月上旬)までほぼ毎日LoL漬けになるのも可能ですね。

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 3.LoLプロシーンを観る楽しさ

 

 ここまでほぼ自分語りの形でLoLにはまっていく経緯を語ってきましたが、実際にLoLを観るとなると、かなり高いハードルがあるのは否定出来ません。多分観るよりはプレーする方がハードルは低いでしょうが、それでも中々ハードルが高くて、世界的には最大のプレー人口を誇るといわれるLoLも、日本鯖は中々プレーヤー人口が増えていません。

 最近はRiot(LoLの開発・運営会社)も新規プレーヤー参入のために、声優の花江君やお笑い芸人の次長課長井上、インパルス板倉などを起用した企画(GGTV)をやるなど、初心者向けに色々な施策を打っています。また、「Perfect Body」でおなじみのケイン=コスギLoLと筋トレをミックスさせる異色の配信をしていたり、格ゲーマー(≠プロゲーマー)の石井プロのブロンゴ配信のように面白いLoL配信者も増えてきました。

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 僕の場合には、1でも書いたように感覚的にはアメフトに近くて、知らないスポーツやゲームのルールを観ながら覚えて、色々と調べ物をしつつ、実況解説の助けを借りながら、どこが肝なのか自力で理解していく過程自体を楽しむスタイルです。なので、万人向けに薦められるスタイルではないなとも思うのですが、それでもLoLというゲームは「一度理解すれば、観ててこんなに面白いゲームはねえぞ」と自信を持って薦められるゲームだと確信しています。

 

 そこで以下では、主にスポーツやゲームを観るのが好きだという人を仮想ターゲットにして、なんでLoLのプロシーンを観るのが楽しいのかという事を書いてみたいと思います。

 ちなみに細かいルール説明やテクニックなんかには触れません。そのあたりは見る専の僕が文字で説明しても全然伝わらないだろうし、実際にプレーしたり観てもらった方が速くて伝わり易いからです。いわゆるMOBAと言われる形式のゲームで、5対5で行なわれるキル有り、タワーディフェンス、陣地取りゲームという感じだと言うことが理解出来ればとりあえずはOKです。

 本当に一番速いのは隣で解説付きで一試合見るって事なんですが、中々そういう環境ないよね...

 

 *後プロシーンを見る上で知っておくと便利な事として、プレーヤーの役割(ロール)には5つ(Top, Jg, Mid, ADC, Sup)あるってことです。このあたりは実際に見てもらった方が早いですが、慣れてきたら、例えばなぜこのスタイル(EUスタイル)になったのか解説したRevolさんの記事もおすすめ。

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  • ドラフトシステム

 まず、個人的にLoLが好きな最大の理由の一つがドラフトシステムにあります。LoLには約150体のチャンピオン(キャラクター)がいて、毎回試合前に選手はどのチャンピオンを使うか選択するところから始めます。例えば、上に貼った試合の動画でも、最初は両チームが使うチャンピオンを選ぶところから始まってます。

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 要するにドラフトとはキャラ選択の事ですが、他のゲームとLoLの違う点として、特にプロシーンのルールではそうなのですが、チャンピオンの選択はドラフト形式、すなわち、両チームがお互いに使いたいチャンピオンを順番に選択していく形式が取られています。LoLの場合にはBan(禁止)もあるので、

 

  お互いに使わせたくないチャンピオンを3体ずつBan

 →青側が1体をPick→赤側が2体Pick→青側が2体Pick→赤側が1体Pick

 →お互いに更に2体ずつBan→赤側が1体Pick→青側が2体Pick→赤側が1体Pick

 

 という形式でチャンピオンを選びます。この形式を格闘ゲームなんかと比べると、キャラ(チャンピオン)選択の段階で行なわれる駆け引きが重要性が高い訳です。チャンピオンの強弱、味方や敵のチャンピオンとの相性、役割の違い、選手の得意不得意、そして後述する能力調整などもあるために、同じチームが対戦する場合でも毎回ドラフトで駆け引きをするために、全く違う5対5のチーム戦が観られる訳です。

 個人的に思うドラフトシステムの利点としては、以下の2点が上げられるかと思います。

  1.  ドラフト自体に高い戦略性が組み込まれており、それがゲームの奥深さに繋がる
  2.  見る専の立場からすれば、実際の試合だけでなく、試合前のドラフト自体が単体で観てて楽しいポイントになりうる

 

 チャンピオンを覚えていないうちは、ドラフトの意図を理解するのは難しいですが、試合を観れば観るほどドラフトの意図が理解できるようなり、面白くみることができます。そして、好きなチャンピオンや選手が出来てくると、例えば「IgNarのレオナきたー!」とか、「ポケットピック(赤側の最後のPick、隠し球が選択されることが多い)にFakerのライズだ!」とか、一つ一つのPickをみるだけでもう満足できるくらい楽しくなってくるのです。

 毎年のプロ野球のドラフト会議に一喜一憂するように、駆け引きのある選手選択というのはそれだけで面白いものです。それが、ゲームシステムとして用意されているというのは、観るゲームとしてのLoLのよく出来ている点だと思います。

 

  • 2-3週間サイクルのPatch配信(キャラ・アイテム調整)

 LoLでは大体2-3週間サイクルでキャラ・アイテムの調整が行なわれます。これは他のゲームと比べると圧倒的にサイクルが速い。

 例えば、最近プロシーンが盛んになっている格ゲーなんかだと多くても年に2-3回程度、カードゲームだと年に3-5回程度の新パックと数回の一部カードの調整くらいなので、年間大体23回程度調整が入る、LoLは圧倒的に多いと思います。

 しかも、LoLのプロシーンは基本的に、

  1.  地域別プロリーグ春シーズン(2~3ヶ月)
  2.  MSI(春の世界大会、約3週間)
  3.  地域別プロリーグ夏シーズン(2~3ヶ月)
  4.  Worlds(一年の締めくくりの世界大会、約1ヶ月から1ヶ月半)

 

というサイクルで回っているので、プロリーグのシーズン中にも数回パッチが替わることになります。つまり、同じシーズンでも最初と最後では違うバージョンで試合が行なわれる訳です。

 

 Mid Season Patchと呼ばれるMSIと夏シーズンの間以外には、そこまで大幅な調整がされることはないですが、それでも同じシーズンの前半と後半で使われるチャンピオンが大きく変わる事もしばしばあります。したがって、同じシーズン内の対戦でも、全然違う構成での対決がみえますし、得意なチャンピオンが強化調整を受けることで、チーム同士の戦力差がひっくり変える事もあります。

  こうした調整を通じて変化していくチャンピオン周りの環境のことを「メタ」とよびますが、このメタの変化を理解すると、上述のドラフトシステムと併せてより観るべきポイントが増えて楽しくなってきます。

 

 ちなみに、調整内容は、毎回パッチノートという形で公開されますが、そのフレーバーテキストにも注目です。ちなみに日本語のパッチノート翻訳には、EVO Japanの委員長としてもおなじみのハメコ氏も関わっているなど、そういう部分もトータルで楽しめるようになってくるともう抜け出せなくなる一歩手前ですね^^

パッチノート 8.22 | League of Legends

 

 

  • メディアの充実(解説・データなど)

 僕がスポーツ観戦が好きになったきっかけを考えてみると、スポーツ新聞を読むのが好きだったということ、そして実況解説(特にCSなどマニアックな実況解説)が好きだったというのがあります。

 例えば、アメフトにはまったのは、GAORAの実況タージン・解説浜田組のトークが好きだったのもありますし、大学でスポーツの歴史を研究するようになってからも、スポーツメディアがどのようにスポーツを報じていたのかという観点から研究を進めています。つまり、メディアの存在がスポーツ観戦オタクの原点にあったわけです。

 

 LoLプロシーンのメディア事情で言えば、例えば韓国のinven globalのような豊富な情報を手に入れられる英語のesportメディアの充実していますし、日本語メディアもどんどん充実してきています。

 また、公式が提供するコンテンツが抱負なのも非常にポイントが高い。例えば、上に貼ったSKT対EDGの「1万Gの逆転劇」。実況解説付きで生で見てたときも興奮しましたが、一方で細かい所で「なぜ、逆転劇が起こったか?」はよく分っていませんでした。そんな事関係なく凄い試合だったのは伝わってくるので問題はないのですが、実際に何が起こっていたか理解した方が当然より楽しい訳です。

 LoLの公式はそんな期待に応えるために、Brakdownという動画シリーズで、細かい技術解説をしてくれます。それと同時に、選手やチームに着目するドキュメンタリーEyes on シリーズも上げています。すなわち、公式がゲーム内外の裏側をコンテンツとして抱負に提供してくれているのです。これは本当にかゆいところに手が届く仕事。

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 そしてこうした事が可能になる裏側には、Analyst Deskとよばれる専門的な解説員が抱負に存在していることがあります。また、このゲームがいわゆる「Stats」とよばれるゲーム内のあらゆる情報(特定のプレーの成功率などのゲーム内Statsにくわえて、チャンピオンの選択率・勝利など)をデータ化し、常に提供するシステムを構築している部分にあります。

 プロ野球でもセイバーメトリクスのような様々なデータの開発・活用が進んでいますし、アメフトでも細かいタックルの成功率などのデータが古くから利用されてきました。LoLはデジタルなゲームであることを活かして、そうしたデータの蓄積・可視化、データを利用した細かな解説などを体系的に整備することで、より一層プロシーンの凄さ、面白さを分かり易い形で提供してくれているのです。

 ゲームクライアント自体が「観るゲーム」「中継するゲーム」であることを意識したシステムを搭載しており、そうしたインフラの部分がゲームとしての面白さを加速しているわけです。

jp.op.gg

 

 これ以外にも色々と書きたいことはあるし、もっとゲーム自体の解説をした方が良いとも思うのですが、多分それは実際に観た方が圧倒的に伝わる部分です。なので、今回は観る上でツボとなりうるポイントを紹介して、スポーツ観戦オタク連中を引きずり込んだろうと言う、観点からLoLの魅力を紹介にしました。

 何らかの気になった人は、とりあえずLoLesportsjpのYoutubeチャンネルにとんで、豊富な過去の試合ライブラリーを消化するんだ(提案)

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4.個人的2018シーズン総括とおすすめチーム・プレーヤー・チャンピオン

 

 LoLを観る上でのポイントを紹介したので、ここからは個人的に2018今年のシーズンを振り返りつつ、おすすめのチーム・プレーヤーを紹介したいと思います。

 

 

  • チーム① Flash Wolves(FW):LMS所属(台湾・マカオ・香港地域)

 個人的に今年一番応援したチームはLMSのFWです。

 

 2018シーズンと書きましたが、LoLのシーズンはWorldsの後、12月にAllstarが開催されます。Allstarは一年で最後のイベントですが、パッチ的には翌シーズンのパッチに近い試験的なパッチで開催されるため、新シーズンを占う側面がある訳です。

 そんな去年のAllstarは地域対抗戦で行なわれ(今年はまた別の形式)、決勝では世界最強と言われるLCK(韓国)を倒した2チーム、LPL(中国)対LMS(韓国)が対戦しました。LMS地域はSeason2で世界の頂点にたったものの、それ以降どうも世界大会ではぱっとしない成績が続いていたのですが、去年のAllstarではJgのKarsaを始めとした選手が奮闘し、素晴らしい試合をみせてくれました。

 僕はAllstarを通じてFWのKarsaに魅せられ、WorldsでもFWの試合を見返したりしたのですが、新シーズンになるとKarsaはLPLのRNGに移籍、FWは大黒柱を失った状態で新シーズンに突入しました。

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 FWはLMSでは春と夏併せて2敗しかしないという完璧な強さを見せつけました。そして、どうせ世界大会では苦戦するだろうと思っていたところ、春の世界大会MSIでは、LCK代表のKZ、LPL代表でKarsaの現所属チームRNG相手に互角以上の戦いを繰り広げました。最終的には3位タイに終わりましたが、今年のFWは違うぞというところをみせてくれました。特にADCのBettyが成長して、MidのMaple、SupportのSwordArtの3人であれば今年こそ壁を破れるかと期待してたんですよ...期待したんですよ...

 

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 結局、大きな期待を受けたWorldsでは、Week1はよかったもののWeek2で大失速。最終的にはTieBreak負け、今年もGropu Stage突破ならずという結果に終わりました。

 

 ただ、その負けた相手というのがEUに所属するG2で、今大会C9と並んで最大の台風の目となったチームでした。G2は今年の夏シーズン前半はEUで無敵の強さだったんですよね。特にファンネリングメタと呼ばれた(あまり評判のよくなかった)メタにおいては、尋常じゃない強さを誇っていて、あの頃はG2の試合を観ながら、「今年のWorldsで一番みたい試合はFW対G2」とかいってました。

 G2はその後、メタがかわると共に調子を落とし、Worlds出場権も何とか確保するという有様。それでも本番では徐々に調子を上げてベスト4まで残り、春先から夏までずっと強かったのに、Worldsのメタに適応仕切れずに負けてしまったFWとは対照的な結果を残しました。僕はそういう意味で「G2対FWがみたい」と言ってたわけじゃないんだ... 

 

 とまあ、なんとも皮肉な結果で今年のFWは終わってしまったわけですが、初めて一年間のスパンで特定のチームを応援したことで、LoLのプロシーズンの奥深さを知ることが出来たなとも思います。

 FW、来年こそは頼むよ...

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  • チーム② Detonation Focus Me(DFM):LJL所属(日本)

 今年のWorldsと言えば、日本代表のDFMの活躍は触れないわけにはいきません。Deonationというチーム自体が日本では最古参のプロゲーミングチームであり、格ゲーの板ザンなんかも所属してますし、僕がプレーも観戦もしているHSやシャドバなんかでも活躍する日本を代表するチームです。

 その一方で、LJLでは二年間チャンピオンの地位から遠ざかっていました。今年こそはという思いが強く感じられ、個人的に新鋭のV3と共に応援していたわけですが、夏は見事にPOも勝ち抜けWorldsに進んでくれました。

 

 Worldsは本戦のまえに、Play Inとよばれる予選ステージがあり(チャンピオンリーグの予備予選みたいなやつ)、LJL代表はPlay Inから参加します。そして、今回のDFMは日本のチームで初めてPlay InのGroup Stageを突破し、KnockoutのBO5に勝てば初の本戦に進出という所までたどり着きました(POではSKTに去年大逆転された中国のEDGに敗戦)。

 ちなみにGroup StageではC9と同じグループに入りました。僕とLoLプロシーンとの出会いのきっかけになったチームであり、本当にC9とDFMが戦ってるのを観ると感慨もひとしおでした。

 しかもC9相手には2敗したものの、どちらも惜敗。今年のC9はその後チームとして初めて、北米のチームとしても久しぶりにBest4まで進んでいます。そんなC9と感動的な試合を魅せてくれたDFMには本当に感謝ですね。

 来年こそは本戦出場をするDFMをみたいです。後、ぽんさん(ADCのYutapon)の変態ピックを来年もまたみたいです^^

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  • 選手 Ucal:KT Roosters(KT)、LCK所属(韓国)

 今年を代表する選手としては、先日Nikeとの契約が発表されたRNGのUziと言うことになるのでしょうが、個人的にはKTのUcalに注目していました。

 

 今年、世界最強リーグLCKはWorldsでは大苦戦。シーズン3以来独占していた世界王者の地位を失っただけでなく、出場したチームは3チームともQFすら突破出来ませんでした。

 LCK内部においても、絶対王者SKTや春の王者KZがWorldsに出場すらできず、新興のGRFが大躍進を遂げるなど新時代を感じさせるシーズンでした。そんな中で、今年のLCK一位で久しぶりにWorldsに出場したKT。経験豊富なベテラン4人に対して、ただ一人のルーキー、17歳のUcalが魅せてくれた輝きが一番印象深く残っています。

 

 今年のWorldsはメタの関係もあり、例年以上にMidのプレーヤーに注目が集まった大会でした。世界最強のMidレーナーといえばSKTのFakerですが、SKTがLCKで敗退し、Faker不在のWorldsだったため、非常に戦国時代感があって楽しかったです。そんな中で、FNCのCaps、G2のPerkz、FWのMapleなどと並んで、KTのUcalにも高い注目が集まりました。

 しかし、そんなUcalとKTも、QFでLPL所属のiGとそのMidレーナーRookieの前に敗退。名前とは裏腹にこれまで厳しいキャリアを積んできたRookieは、そのまま決勝まで駆け上がり見事優勝。中国に初めてのWorlds優勝をもたらしました。

 実際にRookieはプレーの内容でも、Ucal、Perkz、Capsと名だたるMidプレーヤーを圧倒していましたし、名実ともに世界トップのMidレーナーに躍り出ました。はたして、来年、Fakerパイセンとは戦う姿はみられるのでしょうか。

 それでも、僕は17歳のUcalが、来年、再びLCKの手に世界の頂点に取りもどすような凄いプレーをみせてくれるのではないかと期待しています。同じ17歳のMidレーナー、GRFのChovyとUcalの対決、来年も注目です。

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  • チャンピオン  ヤスオ(Yasuo)

 去年のWorldsでLoLに本格的にはまったとき、僕の印象に一番残ったチャンピオンはタリヤ(日本語版CV坂本真綾)、次点でレオナ(日本語版CV川澄綾子)でした。

 前者はマップを縦横無尽に移動するUlt(一番強いスキル)、後者は当然IgNarの律動レオナ。今年もこの両チャンピオンは共にWorldsでもぼちぼちピックされる程度に強いチャンピオンでした(タリヤはMidではなくJgになりましたが)。

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 一方で、今年一番鮮烈な印象を持ったチャンピオンはヤスオ(日本語版CV杉田智和)です。ヤスオはその見た目から人気は高いですが、一方でプロシーンでは中々ピックされにくいチャンピオンでもありました。ただ、隠し球的にピックされることもあり、去年のWorldsのFinalでもSKTのTopのHuniがヤスオをピックして盛り上がったのを覚えています。

 そんなヤスオですが、今年のMSIではFNCのCapsがピックし、大暴れすることで夏シーズンにはメタの上位に上がってくるチャンピオンになりました。ピックされるで家で盛り上がるチャンピオンですが、特にCapsがヤスオを使ったときは別格に観てて楽しい。

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 Worldsでは中々ピックされずモヤモヤしていましたが、一試合CapsがヤスオをPickしてくれた時にはワクワクしました。好きなチャンピオン(とプレーヤーの組み合わせ)が増えてくると、ドラフトも試合も観るのがますます楽しくなりますし、それがとっておきの試合でのピックだと尚更ですね。

 ちなみに組み合わせと言う点では、夏の前半に一瞬だけ現れたファンネリングメタの時のG2のPerkzカイサ(+Jankosブラウム)が次点。ただ、あれはイレギュラーなピックなのでもう見れないと思いますが... ファンネリングメタは、ぽんさんのヌヌとかモルデカイザーとか含めて好きなんですけどね。

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  • 番外:Pickem

 ちなみに、Worldsには、Pickemとよばれる勝敗・順位を予想するモードがあります。毎年WorldsではPickemが燃えるかどうかで盛り上がる訳ですが、今年は初めて実際に参加してみました。f:id:pushol_imas:20181109124452p:plain

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 全問正解が出ないなど、過去最強に予想不可能なPickemと呼ばれる中で、48ポイントゲットなら上々でしょう。これでGenG(昨年度世界王者)とFWが期待通りの活躍だったらなあ... 

 

 

 おわりに

 

 といった感じで、LoL初心者を置いてけぼりなひたすら長い文章を書いてしまった気がしますが、今年一番はまったLoLのプロシーンについて、見る専という立場から書いてみました。

 実際にスポーツを観ることが好きな人からしたら、こんなに良く出来た楽しいゲームは中々ないですよ。なので、是非みなさんも一緒にどうですか。色々と考えながら、少しずつゲームの本質を理解していくのも楽しいですよ。色々な切り口で楽しさを発見できるゲームなので、是非触れてみてください。

 

 ちなみにプレーに関しては、来週あたりに新しいデスクトップPCが届くはずなので、それを機会に本格的に触ってみるかなと思っている所です。まあ、観るだけで十分楽しいんですけど、esportの良いところはリアルのスポーツ以上にプロとの垣根が低いことですし、やってみてより楽しめるようになれたらなと思います。

 

 来シーズンはなんとか機会を見つけてLJLも実際に現地でみたい。後、今年はFinalが11月3日で学会と被って(うちの学会は11月3日固定)行けなかったけど、次のチャンスがあれば実際にWorldsも見に行きたいですね。

 試合はもちろん、毎年Opening Ceremonyも凄いですから。去年のARエルダードラゴン降臨もよかったけど、今年のK/DAスキンのARも素晴らしかった。ゲームは難しいなっていう人も、このOP Ceremonyだけでも見て行ってください。

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2016年振り返り放送

すしおデザインって色々と反則だと思います(挨拶)

https://www.instagram.com/p/BOY-2Ycjfff/

 

 

お久しぶりです。今年は仕事が一気に忙しくなって精神的に削られてたせいか、更新もできませんでした。なんか、仕事でMP消費→シーサイドのイベント→bnkr三銃士飲みMP回復→仕事で(以下無限ループ)な感じな一年だったような気がします...

 

その分といってはなんですが、明日、さっすま(@sad_smiLey3)と年末恒例となっている振り返り放送をしたいと思います。

 

日時:2016/12/27(火)21時頃から(予定)

テーマ:2016年年末振り返り

放送URL:http://www.ustream.tv/channel/leicesterp

Online Video Marketingwww.ustream.tv

 

多分、今年のアニメ、マンガ、映画、ゲーム、ラジオなど話すことになると思います。作品的には二人が共通してはまってたと思われる『三者三葉』、個人的には『ステラのまほう』、『オカルティック・ナイン』、『聲の形』あたりの話になるかなと。後は、新たなトレンドというか、ちょっとこれまでに無かったブラックホール西田望見・奥野香耶のず~ぱらだいす 』かな^^

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と言うことでお時間があればおつきあいください。

 

洲崎西 Make Smile☆Revolution -洲崎西SUPER LIVE によせて-

「そうよ 笑いの渦 いつも 巻き起こすの

 プロの エンターティナーに なりきり

 笑顔ビーム 振りまくの」

洲崎西『Smile☆Revolution』)

 

すっかり洲崎西イベントレポートブログになった感のある本ブログですが、

2015年12月6日(34回目の誕生日)に開催された『洲崎西SUPER LIVE@大宮ソニックシティー』にいってきました。

いや、本当にね、洲崎西のイベントにいくとね、高まるんですよ、ブログを書かざるをえなくなるんですよ。

 

僕が初めて洲崎西のイベントに出たのは2013年12月の第1回SEASIDE LIVE FES2013@新宿BLAZE。

ラジオ『洲崎西』が始まったのが2013年7月なので約半年で初のイベント。時期的にはちょっとやべえラジオがあるぞって感じで話題になり出したくらい。当時書いた記事で、このラジオは今までのラジオとは違う凄さがあると書いたりしてたけど、まだ生で二人の凄さを体感してた訳じゃなかったです。

 

earlofleicester.hatenablog.com

 

そんな時期にワクワクしながら参加したBLAZEのライブで洲崎西の二人は、舞台慣れした先輩達に囲まれつつ(この時は洲崎西だけフラワースタンドなかった)、全く物怖じせずラジオ通りの二人を舞台上でみせてくれました。

この時にこいつらただ者じゃねえなと感じて、来年は洲崎西のイベントだけは全部いってやろうと決断しました。

 

earlofleicester.hatenablog.com

 

翌2014年は文字通り洲崎西大躍進の一年で、単独イベントが夏と冬の2回に、SEASIDE LIVE FES2014では先輩達を前にトリを務めるなど、エースの貫禄が出てきたなと。もはやSEASIDEの聖地といった趣が出てきた中野サンプラザで開催された年末のイベントでの、ぺっちゃんの最後の挨拶をきいて、もう本当に死ぬまでとことん洲崎西にとことんついていってやろうとなったのを覚えてます。

 

  

その流れから2015年5月の春の豚祭り。この時発表されたのがアニメ化で、番組とイベントを通じて大きくなった洲崎西に植木社長が用意した次のステージ。その時の感想は以下の記事の通りですが、ここまで着実に歩んできた洲崎西とSEASIDEならば大丈夫と思ったのを覚えてます。

 

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この時にアニメのPVで流れていたのが主題歌「Smile☆Revolution」。会場で聞いた時には単純に「新曲作ったのか」と思った程度だったのですが、今回のライブを体験することで、この歌こそが2015年の洲崎西とSEASIDEを体現する曲だったんだなと。

「Smile☆Revolution」を体現する単独ライブが「祭り」として開催されること。その意味はずっと番組とイベントを追ってきた豚リスナーにはこの上なくデカい。

 

洲崎西のライブやイベントに来たことある人なら分ると思うんですけど、この二人、生でみても番組となんら変わらないんですよ。もちろんイベントならではの企画(ロケ地決めのダーツとか)もあるけど、二人の空気感はラジオだろうがイベントだろうが、ライブだろうが変わらない。

ステージの上には、楽しそうに話して、歌ういつも通りの2人がいるんです。豚リスナーと生でふれあえる機会を大事にしつつ、いつものノリで豚たちに楽しさと笑顔を届けてくれる。

それは今回のSUPER LIVEでも何も変わらなかった。歌ってるぺっちゃんもあっちゃんもいつも以上に可愛かったし、様々な舞台を経験することで貫禄や凄みを増してきてたけど、だけどそれはアーティスト(デレマスの時のヴィーナ洲崎やRhodanthe*のリーダーの西明日香)としての凄さとはちょっと違う。

舞台で歌ってるのはあくまでも洲崎西洲崎綾であり、西明日香なんです。もっと言えば観客席にいるのは豚リスナーであって、MCとリスナーの関係が舞台と客席の間で展開されてるんですよ。

冒頭に引用したスマレボの歌詞「プロの エンターティナーに なりきり 笑顔ビーム 振りまくの」、舞台上の洲崎西の2人を表現するのにこれほどぴったりな表現はないんじゃないかと。あっちゃんもぺっちゃんも「プロのエンタティナーになりきって」、でも自然な2人のままに豚リスナーを、そしてお互いを笑顔にしてくれる。それが洲崎西のライブ。

 

もちろん、デカい箱でのライブは番組とは違います。今回はオリジナルのフルアルバムを用意して、20曲近い曲を歌いきってます。衣装もいつも以上に気合いの入ったステージ仕様。生バンドで、スモークもあれば、VJもちゃんと作られてる。ライブとして必要なクオリティはきちんと担保されています。

ただ、それはこの2年半で大きく成長してきた洲崎西に必要な舞台を整えたというだけのことで、ステージと曲を通じて2人と豚リスナーが楽しく通じ合うという目的は全くぶれていない。アニメ化を経てラジオというメディアを超えて洲崎西の魅力をより大きく、「日本全国」に「笑顔の種」を届けるために、必要だったのがフルアルバムと大宮ソニックの大ホールだっただけなんです。(日本どころか中国や韓国からも豚がつどってましたが)

 

洲崎西 Hi!!
 

 

実際のライブは2時間半みっちりで、特に2人が好きだという『心に仮面系女子』(あっちゃん)から『YELL』(ぺっちゃん)以降、後半は本当に怒濤の展開。中盤、声もダンスも少しきつそうだなと感じないこともなかったんですが、ノリのいい曲に合わせて明らかに限界超えてた。『弱虫コンプレックス』→『タイムマシン』→『Happy New World』の過去曲では、過去のSEASIDE LIVE FESできいたときよりも明らかにパワーアップしたパフォーマンスを披露してくれました。

そしてアンコール前最後の『Smile☆Revolution』。洲崎西がこの二年間で見せてきた軌跡が詰まったアニメの主題歌。『洲崎西』という番組の歴史とコンセプトが詰まった曲を歌い上げる姿は本当に素晴らしかった。二人とスタッフがこれまで積み上げてきたパワーを体現する「お祭り」(byあっちゃん)のテーマソングとして、こんなにもふさわしい曲はなかった。

洲崎西 Smile☆Revolution 歌詞 


洲崎西 - Smile Revolution [洲崎 綾, 西 明日香] CM - YouTube

 

そう思うと、二人ももちろん凄いんだけど、今回あまり表に出てこなかった植木さんやスタッフが本当に凄い。洲崎西は2人とスタッフと豚リスナーがみんなで作りあげてることを実感できる番組だけど、今回のライブ自体がまさにその構造そのものを象徴してた。

洲崎西の楽曲は甘酸っぱい青春恋愛系の歌詞(君が好き)がおおいんだけど、好きが向かう先の君はあっちゃんぺっちゃんの二人同士であるようにも、二人から豚リスナーのようにも、どっちにもとれるようなものが凄く多い。このダブルミーニングの「君が好き」を通じて、2人と豚リスナーとスタッフと、全部をひっくるめて愛おしく感じことができる曲になっています。

作詞は外注だけど、歌詞の方向性を出してるのは多分植木さん。だから、2人が歌う曲から伝わってくるのは、「百合営業」だけど「男が好き」な2人の繋がりであり、2人と豚リスナーの繋がりであり、そしてスタッフと2人と豚リスナーの繋がりなんです。

そうなるような曲をちゃんと用意した上でライブやってるから、この「お祭り」を楽しめない豚リスナーなんていないんですよ。きっと磔にされていた今は亡き「養豚場の紳士」も喜んでるはず。

 

そして、アンコールの『AUNG』と『夢色キャンディ』。「ゆこう 2人どこまでも 新しいドア開けて 君といるだけで 夢が暴れ出すんだ」と2人の絆を歌う『AUNG』から、その絆が生み出す笑顔をラジオを通じてみんなに届けることを歌う『夢色キャンディ』。

アンコール前のMCでぺっちゃんが「でも私たちのホームはラジオだから」と言った通り、洲崎西という番組の原点が詰まったアンコールの二曲。『夢色キャンディ』はSEASIDE LIVE FES2013の時の曲、つまり番組開始当時の曲です。

『夢色キャンディ』を聞いて、2年前からずっと、ラジオから楽しさを伝えることを大事にしてきた洲崎西のスタンスが変わらないこと、その変わらない原点から『Smile☆Revolution』を巻き起こすんだということが伝わってきたんです。

2年前のBLAZEで初めてみた2人のステージを思い出しながら、言葉にできない感慨を抱きつつ、本当にこの場に居れて良かったと感じるフィナーレでした。

 

 

ライブを通じてみんなが繋がること、触れあえること、楽しめること。そして、番組を聞きたいなと思えること。本当に素晴らしい洲崎西らしいお祭りでした。

今年はまだSEASIDE LIVE FES2015があるけど、そっちでは別の意味で暴れまくって、たそ(弟)とうじ(もち蔵)に洗礼を浴びせるようなまた別の顔がみれることが楽しみです。

本当に洲崎西を好きでよかった。

 

「春夏秋冬 笑顔の花

 年中無休で 咲かせたいの

 日本全国 笑顔の種

 せっせと休まず 蒔いて

 Smile! Smile! Revolution!」

洲崎西『Smile☆Revolution』)

 

Smile☆Revolution(通常盤)

Smile☆Revolution(通常盤)

 

 

洲崎西 THE ANIMATION [Blu-ray]
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただのラジオのアニメ化じゃない ―『洲崎西』アニメ化によせて―

 5月24日の『ざきにし春の豚まつり~Majiで絶頂5秒前~』に行ってきたんですよ。今回も腹の底から笑ったんですよ。あっちゃんもぺっちゃんもいつも通り面白かったし、まいちんの結婚もめでたいし、ボロボロだった体にすごいエネルギーをくれたわけですよ。

 買ったばっかりのApple Watchのアクティビティを見たら、座ってるだけのイベントなのに興奮してカロリー消化してるし、エクササイズとしても認定されてたんですよ。つまり面白いだけじゃなくて、ライブでもないのにダイエットも出来るわけですよ。「なんだよ、ただの最高かよ!」って感じなんですよ...

https://instagram.com/p/3Dpr5NhKGF/

https://instagram.com/p/3DrB6YhKHh/

 

 

 いつものロケ地決めダーツが終わって、二人がはけて、今回のイベントはちょっと早く終わったな... って思ってるところに、あのPVが流れたわけですよ。

 

 めっちゃ動いてるわけですよ。くっそ可愛いわけですよ。テニスしてるわけですよ、あのぺの変態エピソードでおなじみのテニスですよ。あっちゃんもアホみたいに笑ってるわけですよ。(西゚∀゚)アハハハハ八八ノヽノヽノヽノ\/\じゃなくて、アニメーションでわろとるわけですよ。

 それで最後にタイトルロゴがどーん!したらですよ、『洲崎西 THE ANIMATION』ですよ。しかもOVAじゃなくて、地上派3局ネットですよ。正直、バカじゃねえのですよ。

 

 でもね、そこで冷静に考えた訳ですよ。これは色んな意味でただのラジオのアニメ化じゃねえなと。よく考えたら、最終的には安心したんですよ。

 多分この感覚はずっとイベント来てたら分るんですけど、来たことない人には今の段階では伝わらないだろうなあと思って。3日たっちゃったけど、100回放送聞いてたらもう書くしかねえなと思って。勢いだけで、記事の構成とか何も考えずに書いてる訳ですよ。

 最後まで文章はこのノリでメチャクチャだから、どうでもいいやって人は7月のアニメを楽しみにしてくれればいいです。

 でも、僕がこの2年間ずっと洲崎西を体験してきた結果、このアニメ化は大丈夫だと感じたのを書き残しておきたいと思ったから書くんです。同人誌作ってちゃんと形にする元気も余力もないけど、それでもなんらかの記録に残しておきたい。つまりただ単に書きたいから書きます。

 

 

 今回の洲崎西のアニメ化を考えようとすると、そもそも洲崎西という番組が始まる前に溯る必要があると思います。つまり、植木さんラジオ関西から独立してシーサイドを立ち上げた所から考えるのがいいだろうというわけです。

 豚まつり終わった後にも、「あの『墓参り植木』がここまで来たか」という感想を古参のラジオ勢と話してたのですが、元々植木さんはラジオ関西で『集まれ昌鹿野編集部』や『おどろき戦隊モモノキファイブ』など、ネットラジオという新たな影響も踏まえつつ、ぶっ飛んだ自由で楽しいラジオのPをやっていた人です。

 そんな植木さんがラジ関をやめて、自分の会社として作ったのがシーサイドコミュニケーションズであり、多分、ラジオ局所属のままでは出来ないことをやるために作った会社な訳ですよ。この前提は非常に重要です。

 

 シーサイドとして独立して以降、植木さんは『ごぶごぶちゃん☆』や『井上麻里奈下田麻美のIT革命!』などのラジオ番組を手がける一方で、『ら☆ら☆ら☆なかむランド~Love♡Laght☆Live♪~』のような単独イベント(及び物販活動)を積極的に打っていきました。要するに、中村繪里子の山賊活動の土台にはシーサイドがあるわけですよ。

 多分実際にイベントにいかずに、ラジオやその他の活動を見てるだけだとなかなか伝わらない部分だと思うのですが、シーサイド関連のイベントにいくと、コンテンツや声優の人気や流れに乗っかかってイベントやってるんじゃなくて、きちんと土台を自分たちで組んだ上で流れを作ろうとしてるのが伝わってくるんですよね。演者のサイドもそれは多分感じていて、だから、シーサイドのイベントは楽しいだけじゃなくて、すごく暖かい気持ちになれます。

 

 そんなシーサイドの活動の流れの中で一際重要なのが、多分2013年末に開催された第一回のSEASIDE LIVEFES2013だったんだと思います。シーサイドを代表する番組の出演者が、ライブで歌を歌う。トークのおまけに歌うんじゃなくて、歌のおまけにトークする(客がどっちが目当てかはともかくとして)。

 シーサイドの番組は別にタイアップではないんですよ。番組も歌をフューチャーしてるわけではないんですよ。だから、実はライブフェスやってる時点でおかしいんです。アニメ化以前に、この時点で冒険なんです。

 それでも、BLAZEで行われた2013の時点で、ちゃんとライブフェスしてたんですよ。生バンドを背景に、ちゃんとみんなライブで楽しませてくれました。もちろん、トークもクソ面白かったけど、歌もダンスもちゃんと印象に残ってます。

 後現地で驚いたのは、どう考えてもパッケージ発売する気満々の映像セットがあったこと。実際に後にBDが発売されましたが、別にそこまでやる必要があったのかと。でも、あの時点で、植木さんの頭の中には画が見えてたんだなと今になって思います。

SEASIDE LIVE FES 2013 [Blu-ray]

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 こんなライブフェスを成功させて、しかもきっちり物販を売ったことで一つの転換点となった2013のフェスですが、このフェスこそが洲崎西の最初のイベントだったわけです。

 チケット申し込み券が付いた洲崎西DJCD第一弾が発売された2013年10月時点、洲崎西は徐々にその存在を認知され、ちょっとこれは普通じゃないラジオが始まったぞという雰囲気はでてきていましたが、それでもまだ一般層まで爆発してなかった。実際に2013のライブフェス参戦組は分ると思いますが、本人達が舞台上で自虐したように、洲崎西当てのフラワースタンドはなかったし、「トートバックも売れ残ってるので終わったら買ってね」(ステージ終わった後完売しましたが)とアピールする段階だったわけです。

 つまり、自分も含めて熱心なリスナーであれば洲崎西は抜群に面白いと思っていたけど、それが今ほどの勢いになるかはまだ確信できてなかった、それが2013のライブフェスの段階だと思うのです。でも、2013のライブフェスの二人はダンスも歌もくっそ可愛かったし、初イベントなのに全方向にdisってたし、先輩達を前にしてもひるまないし(中村繪里子の胸ネタでいじる二人とか)。

 あのフェスでの二人を見て、「これは物が違う」と確信した人は多かったんじゃないかなと。生で「じょじょじょ!」コールをして、これはどこまでもついて行こうと思ったんじゃないかなと。

 

 で、そのライブフェスの最後の植木さんの挨拶で、「来年以降もシーサイドは攻めていくので、付いてきてください」的な事をいってたんですね。その時には、単に「これからも応援するぞ、イベントよろしく」くらいの感覚だったんですけど、今回の豚まつりで発売されたパンフレットのスタッフ座談会をみると植木さんはこの段階で本当にでかいことを想定してたんだと再確認したわけです。

 座談会で植木さんはシーサイドフェスありきで、そこの出演者という想定から洲崎西は始まったといってましたが、シーサイドとして面白い事、よりでかいことをやりたいという構想が先にあって、洲崎西はそこにはまったというのが真相なわけです。つまり、洲崎西は宝くじだったと。

 

 だけど、洲崎西という宝くじが当たりくじになるためには、そのための舞台を用意しておかないといけなかったわけで、シーサイドの土台があってこその爆発だったんだと思うわけですよ。洲崎西の新しさは割と突然変異だと思いますが、その変異種を育てるには普通の環境では難しいわけで、シーサイドだからこそ洲崎西がここまで来たってのはあるわけですよ。

 しかも、植木さんは当たりくじをそのまま放置しなかった。きちんと追加投資をした訳です。2014夏の日消ホールの段階で人気は爆発してキャパが足りなくなっていたので、冬にはサンプラザを(幸運もあって)用意してるし、2014のライブフェスでは明らかに洲崎西を核に据えて構成もしてた。

 座談会では「何でもやるっていったよね」って言質をとったとも書いてありましたが、「何でもやらせて」面白くするための準備と仕掛けをしっかりしていたからこそ今があるわけですよ。 

 

 こういうシーサイドの活動ってのは、イベントに来ると強く感じられます。そういう暖かみのあるイベント運営がきっちりできてるんですよ。だからこそ、イベントのたびに緑のサイリウムを振る植木推しがいるわけです。別にいじりたいだけじゃなくて、イベントにいくとみんな演者だけじゃなくて、植木さんの事が好きになるんですよ。

 もちろん、他のスタッフの愛情も素晴らしいと思います。今回の座談会で面白かったのは、作家のふかわが一番ビジネスライクだけど、入り口のところでざきにしの二人に付き合ってメールをしっかり選んで準備をする。一方で編集のみなもってぃが一番の二人のファンで、出口のところで二人のトークの一番いいところを愛をもって形にする。

 コンテンツを作る時って愛があふれすぎるとおかしくなっちゃうことって多々あるし、逆に愛が全くなければそれはそれでバレちゃう。ざきにしの場合には、スタッフの番組に対する愛が、すごく絶妙のバランスで保たれてるし、それをうまくコントロールしてるのがシーサイドっていう会社の妙だと改めて感じたわけです。

 

 ここまでの話を踏まえた上で、今回の洲崎西のアニメ化を考えるとですね、文字通り、「ただのラジオのアニメ化じゃない」って意味が伝わるんじゃないかなと思うんですよ。「ラジオのアニメ化」自体が誰もが思いつきそうでなかったっていう意味もありますが、単に「面白いラジオ番組だからアニメにしちゃえ」ってのではないことは明白です。

 シーサイドコミュニケーションズという会社がこれまで積み上げてきた物を土台にして、『洲崎西』という化け物コンテンツがでてきた。特にタイアップもないラジオの公録で中野サンプラザ昼夜埋めた上で、争奪戦に普通に負けるリスナーが出る番組になった。

 そんな状況で次のステップに行くための選択肢の一つとして、アニメ化が出てきたと考えるとそこまでおかしくないんじゃないかと。だからこそ、OVAでも特典でもなく、5分アニメとはいえ地上派なんですよ。

 

 だって、2000人×2のイベントが普通に埋まって、グッズもかなり売り上げがある。ラジオ聞いてるリスナー数も多分頭一つ抜けてる。正直に言えば、普通にグッズとしてOVA売っても採算とれるんじゃないかと思いますよ。

 だけど、二人の出身地も含めて、地上波でアニメとして流す。これはリスクあるし、何よりかかる手間が全然違う。それでも、洲崎西というコンテンツをもっともっと大きくしたい。面白い事をしたい。

 そういう想いが詰まってできあがってくるのが7月から放送される『洲崎西 THE ANIMATION』なんじゃないかと、僕は思うわけです。

 

 楽しいことを、面白い事をしてくれる人たちには最大限のリスペクトを向けたい。それは僕の根本的なスタンスです。ブログも同人誌も余裕がなくて止まっちゃってましたけど、どうしても書きたくなったんですよ。

 洲崎西の二人、スタッフのみなさん、植木さん、本当にありがとう。アニメ、そして大宮ソニック(実は当日誕生日)楽しみにしてます。

豚の宴2014その一

 

1年ぶりの豚ライブでも、相変わらず洲崎西洲崎西でした(挨拶)

 

来週のサンプラザも楽しみです。

なお、クソコラ西明日香なんJ
 

 

 

 

洲崎西 MUSIC CLIP SEASIDE LIVE FES 2014

洲崎西 MUSIC CLIP SEASIDE LIVE FES 2014

 

 

 

 

 
ゆっころさんもやっぱりゆっころさんでした。
本物の天然物は違うなと思いました。
 

 

 

 

あどりぶ DJCD vol.1

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これで来年も生きていける...
 

1/4が養豚場成分な年末ライブ

今度は無事に受かりました

他にも当たった人は年末横浜で会いましょう^^

 

なお、その前に海外出張連発なので無事に帰ってこられるかは不明...

 

 

養豚場ミーティング

見事に落選しました。

豚力が足りなかったようです。

でも、ブログとかTLで普及してざきにしにハマって行った人たちが受かっていたので、

豚から調教師にクラスアップしたと言っていいんじゃないでしょうか(生存報告)

 

相変わらず仕事がマッハなので更新はなかなかできませんが、

夏休みはミーティングのタイミングで上京して裏で遊びたいですね^^

 

 

洲崎西 DJCD vol.1

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