レスター伯の限界

気付いたらVtuberになってた

にじさんじ甲子園を全力で楽しむために栄冠ナイン配信を復習しよう【Vtuber語り第二回】

やっぱり夏はにじさんじ甲子園なんだよなあ(挨拶)

 

僕がVtuberにどっぷりハマるきっかけになったVtuber甲子園から一年。今年も、あの熱狂が帰ってくる。にじさんじ with アンバサダー天開司でスケールアップしたにじさんじ甲子園が8/14-16の三日間にかけて行われます。

 

  

 

 昨年の箱対抗線から、今年はにじさんじ内の全面戦争へ。6名の監督(樋口楓、剣持刀也、椎名唯華、社築、舞元啓介、リゼ・ヘルエスタ)によって全にじさんじライバー96名(後に新人併せて100人+α)がドラフトで選ばれ、栄冠ナインによって育成がされたライバーたちが甲子園で戦う。今年は交流試合こそ行われているものの、本物の選手権がない中で、Vの世界で熱い熱いなつの戦いが繰り広げられます。

 

本大会は8/14~16日ですが、その前に各校の選手の育成が栄冠ナインで行われました。にじさんじ甲子園の見所は本番の戦いだけでなく、ドラマたっぷりの栄冠ナイン配信にもあります。本番までに至るプロセスもたっぷり楽しめて、その相乗効果で本戦がより熱くなりますい。

その一方で、6人分の栄冠ナイン配信を追うのはこれまた困難。スケジュール上、配信が被ってることも少なくなく、またアーカイブで追うにも膨大な再生時間(多分全員分をフルでみると100時間を越える)...もちろん、大量にまとめ動画が作られていて、それらを補助線にすることも可能ですが、それでも大変ですよね...

僕は去年は本大会はリアルタイムでみたけど、栄冠は後追いだったので、今年は栄冠ナインを出来るだけ見てやろうと言うことで、期間中3窓、4窓しながらほぼ全てみました。Google Documentsに見所メモを取ってたら30頁を越えてました。本当に面白かった。

 

その内容については先日生放送でたっぷり3時間語ったわけですが、ブログでも改めて各校の栄冠ナインの見所、戦力分析、本番予想についてまとめておきたいと思います。本戦の前に軽く目を通してもらって観戦の助けになればと思います。


 

 

 

1.VR関西圏立高校(樋口楓監督、グループA)


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一期生樋口楓監督率いるVR関西圏立高校(以下V西)は、数値的には今大会最強のチームに仕上がりました。大エース月ノ美兔、主砲ギバラを中心に本当に強いです。

栄冠ナインでは、投げキッス(意味深)連発な市民球場の広島ファンを体現したような樋口監督の「熱い指導」(コンプライアンス)が売り。そんな樋口監督を慕った有能選手が次々と集い、一年目から殆どの選手が星100超、二年目には転生赤星(ましろ)が来るなど、さすがの人望をみせつけます。

えるさんの羽が何度ももがれそうになったり、シェリンやあみゃみゃが「熱い指導」に恐れおののいたり緊張しっぱなしだったりと色々ありましたが、徐々に監督もチームに入り込んでいって見ている方もV西のストーリーに引き込まれていきました。このあたり、本当に樋口監督のライバーに対する深い愛情を感じられて良かったですし、最後の夏が終わったときの漢泣きはエモかったですね。

 

f:id:pushol_imas:20200813091612j:plain注目選手はほぼ全員といって良いくらい上昇軍団が出来上がりましたが、やはり大エースに育った委員長でしょう。ステータス、青特ともに文句なし、このレギュレーションの中ではこれ以上無いくらいの最強投手に仕上がったと思いますし、本番でもほぼ点を取られることはないと思います。

何よりも、栄冠ナインというストーリーとして見たときには、委員長の先代エースにあたるマッツこと松田が2年生の夏に最後延長戦を1人で投げ抜きサヨナラ負けをしたところから、エースの座と「内角無双」という金特を引き継ぎ、先輩の無念を晴らすように真の大エースになっていくというのが本当に熱かった。

本番には参加出来ない上級生を含めたV西のエースの系譜という物語が展開したということを念頭において本番の委員長のピッチングをみるとよりエモくなると思います。こういうストーリーがきちんとできあがるあたり、さすが樋口監督もってるなと思います。

 

一方で不安要素としては、正捕手のちーさんがキャッチャーDのままだったという点。唯一の不安点にして、オートで戦う本番の戦いにおいては投手のスタミナ消費が勝負を分ける可能性があるというのは去年のVtuber甲子園でもポイントになっていたので、委員長が万が一早めに降板ということになった際に不安がのこります。

それでも上級生を中心に大会ナンバーワンの超強力打線が相手投手を破壊してしまう可能性も高く、現時点では予選一位抜けはもちろん、大会優勝候補ナンバーワンだと思います。

 

 

2.王立ヘルエスタ高校(リゼ・ヘルエスタ監督、グループA)

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そんな投打ともに最強のV西の対抗馬といっても良いのが、リゼ皇女率いる王立ヘルエスタ高校(以下、ヘル高)

さんばかのいにゅいを中心に、2019年デビュー組で固められた打線の破壊力はV西と並んで大会屈指。特に最強クラスの転生二塁手大石大二郎を引いたことで、静岡のスピードスター、最強のリードオフマン夜見が誕生。走力A走塁A盗塁Aで出塁さえすれば盗塁して得点圏確定(本番のオートだとどこまで走るか不確定なところがありますが)だし、静岡の安打製造機いにゅいの2人で点が取れるし、若女将、ういは、メリッサのクリンナップも強い。本当にどこからでも点が取れる強力打線が完成しました。

一方で投手陣もアンジュ、まちゅかいの二枚看板は十分に強力で、途中一悶着あったもののキャッチャーBを獲得したいにゅいのリードを受けて強力V西打線も抑え込みたいところ。特に先発のアンジュは威圧感(相手投手のスタミナを削る)持ち打者が多い今大会において、唯一の闘志持ち(威圧感のスタミナ削りが利かない)であり、本番でも強心臓っぷりを発揮してチームを引っ張ってくれることに期待がかかります。

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その他の不安点を上げるとしたらやはり内野守備でしょうか。特にサードのフレンの送球難。ショートういはと共に栄冠ナインでは送球エラーが目立ってましたし、接戦になるとエラーが勝負を分けるというのは去年もありました。このあたりはキャッチャーB獲得のために迷走した時期があったことのツケかなと思います。

 

栄冠のプレーにおいては隠しきれないジャイアンツ愛で、ヘル高なのに帽子の文字がGになったり、ユニフォームが完全に東京ドーム仕様であったしますが、その分皇女の野球に対する愛情が感じられます。ドラフト3位で指名したパワプロ大好き若女将と一緒に、その野球愛でにじさんじ甲子園の栄冠を勝ち取れるか、期待がかかります。

また、昨日の放送で改めて披露されてショートカットも、実は栄冠ナインの最後の夏の大会で気合いの証として初披露されたもの。本当にこの大会にかける意気込みが伝わってきましたし、皇女の熱い想いが伝わってくる栄冠ナインも大会前に見ておくと本番が非常にエモいものになると思います。


サプライズのリゼ皇女ショートヘアお披露目シーン【にじさんじ リゼ・ヘルエスタ 切り抜き #にじさんじ甲子園】


【パワプロ2020栄冠ナイン】王立ヘルエスタ高校、三年目・夏編 #6【#にじさんじ甲子園/リゼ・ヘルエスタ】

 

 

3.にじさんじ農業高校(舞元啓介監督、グループA)

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昨年度の覇者、ディフェンディングチャンピオンである舞元監督率いるにじ農ですが、今年も栄冠ナインでは非常に苦しい戦いを強いられました。一年目の選手の星の数がV西の約半分。ステも低けりゃ、赤特も多くて、始まったときは絶望しかないところからのスタートでした。

実際に二年目の公式戦では一勝もできず、各高の栄冠ナインの情報交換所と化していた待機所のコメ欄でも加齢衆の間に負けムードが漂っていたり、舞元監督も他校の視察に出向いては「○○君、にじ農に来ないか!」とスカウトムーブを繰り返したり、敗色ムード濃厚な中で育成が進められていました。

 

それでも誰よりもパワプロをプレーしてきた経験を活かした采配は見事で、昨年同様に効果的なコンバートを実施し、今作から加わった新要素スカウトが上手くいったことと併せてなんとか戦えるチームを作り上げました。特にキャッチャーでスカウト候補だった選手をスカウト段階でショートにコンバート要因として獲得したり(ニュイ)、星25というどうしようもない左投げのピッチャーをサードにコンバートしたり(レヴィ)、出来る事をしっかりやるという諦めの悪いおじおじの良さが出たプレーだったと思います。

特に左投げのレヴィをサードに抜擢するという現実ではあり得ない選択ができたのも、サクサクセス→オートペナントでまゆゆを左投げのセカンドとして運用して成功した経験があったからこそで、本当におじおじにしかできない選択だったと思います。

そして、何よりもにじ農の希望は正捕手センシティブ雨森。去年のキャッチャーBに続いて、一年目の夏の段階でキャッチャーAを獲得。これによってニュイのショートコンバートにも迷いがなくなったわけです。そして試合でもステータス以上に打つというのは去年同様で、今年の本番でもセンシティブリード、センシティブ打法での活躍に期待がかかります。

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このセンシティブリードに引っ張られる投手陣も、星川、ふわっちというマイライフ楽天の中継ぎと(首脳陣に嫌われた幻の)エースの組み合わせ。「星川観測」で同じみの酷使される星川は今大会でも健在で、楽天星川の酷使の歴史の原点とかいわれたりもしていますが、一方で能力の高さも確か。

3年目に入り楽天モチーフのユニフォームに変更されたこともあり、本番ではふわっち→星川というマイライフ通りのリレーで勝利を勝ち取れるか期待がかかります。

 

その他にも、理想的なリードオフマンかなかな、なかなか打てなかったのに肝心の試合で逆転3ランを放つなどチャンスAが光る4球団強豪ドラ1葛葉のクロノワコンビ、スーパールーキーとしてにじ農を救ったロアちゃんの加入など、三年目の夏には今回最初の夏の甲子園出場を達成。一回多い合宿と甲子園での経験値をゲットしてV西、ヘル高と戦えるチームに仕上がりました。

プレーとしては三年目の夏には開き直って相手のステータスを気にせず、魔物を含めて自分たちの強みを打ち出す野球で勝ち上がってきたのが印象的でした。パワプロをやりこんできたからこそ、逆説的に選手を信じる野球をする。今年のにじ農もチャレンジャーとして、本大会で見せてくれると信じています。

是非、本大会でもゴートさん作曲のにじ農オリジナル校歌を歌わせてくれ!


【#にじさんじ甲子園】にじさんじ農業高校 最後の夏【にじさんじ/舞元啓介】

 

 

4.横須賀流星高校(社築監督、グループB)

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今回の栄冠ナインで、最終的にはにじ農以上に苦しんだといえるのがやしきず率いる横須賀流星高校。一年目の選手こそまずまずの数値だったものの、その後の特訓、スカウト運の悪さは... やっぱりおととブラザーズは運が悪いのがデフォルトなのか...

 

栄冠ナインのプレーでは上級生が強かったこともあり、2年目の夏までは順調に勝ち進みました。実際に2年目にはプロ入りが3人出るなど普通に強かった。ただ、3年生世代の強い選手が外野に偏っていたこと、キャッチャーを務める正妻ドーラ様のステータスがイマイチかつキャッチャー能力の獲得が出来なかったこともあり、2年目秋からは一転して苦戦。試合に勝てず、特訓や合宿でも強い青特がゲットできずと本当に苦しかった...

選手を見て行くとお嬢、ヒムラの外野手は十分に戦えるレベルに育ちましたが、同じく外野の一角を担っていたエクスは内野の手薄さを補うためにファーストに転向。期待された2年生が他の内野のポジションを担うことになったものの、ドラフト2位の社長がステ以上に打てない... 去年の力ちゃん、ベルさん的なポジションに収まってしまった感じがして、コメント欄の悲鳴がみていて苦しかった...

 

一方で投手陣については、エースひまちゃん、リリーフ勝くんとまずまず強く育ちましたが、重い球は出来れば勝くんじゃなくて解釈一致ひまちゃん(ライン越えたな)に付いて欲しかったところ。キャッチャー能力も控えだったモイラ様がCを獲得しましたが、ステ的に微妙な所で結局キャッチャーDで本戦を戦う決断をすることになりました。最強エースと打線を誇るV西がキャッチャーDなのと、全体的に育ち切らなかった流星のキャッチャーDでは意味が合いが違うんだよなあ...

ただ、唯一の希望はスーパールーキーとして加入し、一年生で正捕手の座を射止めたロキさん。念願の勝君とのバッテリーも実現し(勝君逃げて...)、きっと本番でも暴れてくれるでしょう。ロキさんといえばやしきず監督、小夜ちゃんとのチャー研ですし、小夜ちゃんも数値以上の活躍するならロキさんも...

それ以外にも最後の夏に活躍した緑仙など、SEEDs一期生の活躍に期待がかかります。期待が低いからこそそれをぶち壊す、そんなSEEDs魂の輝きを本番ではみせてくれ。

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5.にじさんじ高校(椎名唯華監督、グループB)

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パワクズ、Vtuber甲子園と、唯一のこの企画皆勤賞の椎名監督率いるにじ高。ドラフト会議でも2連続でドラ1を外し、チャイカリーダーを指名してレジスタンスコンビが成立したところから危ない路線に突入し、炎上+エロ=不良スク水という暴走ドラフトを実行。リアルにじさんじルーキーズ実現を目指すにじ高が完成しました。

栄冠のプレースタイルも他校とは一戦を画すいつもの運ゲーマーズ。とにかく強い青特を獲得していくスタイル。パリコレと呼ばれる代打連発による特殊能力発動を容赦無く利用したり、何でも良いから勝てばええねんというスタイルは逆にすがすがしい。個人的にはだるそうなしぃしぃの「がんばれ~」が好きなんですよね。監督と言うよりもチアリーダーしぃしぃスタイルは事も健在。

 

そんな運ゲーマーズに引っ張られ、選手達も順調に成長します。炎上系投手の二枚看板ゆめおとグウェル(ゲーミング→グェミング)はなんだかんだで順調に育ち、野手では3年生、2年生を中心に強力に育ちました。特に威圧感、選球眼、カット打ちを獲得したハジキが二番打者として相手にプレッシャーをかけ、この企画おなじみの「デビュー以外は何でも出来る男」こと怪童ユードリックはキャッチャーAかつ4番として4割ホームラン8本と最強のバッターに成長。V西、ヘル高にならぶ強力打線が完成しました。

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ただ、問題は天才肌として登場し、今大会でも委員長に続く星400超を達成したリードオフマンチャイちゃん... ステータスは圧巻のミートS、パワーAと最強クラスなのですが、なぜかしぃしぃが見てる前では打たない。

この法則に従えば、全打席しぃしぃが見守る本番では全く打てないことに...実際にパワクズでも、Vtuber甲子園でもしぃしぃに指名されるも全く活躍出来なかった過去もあるので、今年こそ大活躍してリーダーの面目躍如を果たして欲しい所ですが、こういう所で活躍しないのがチャイちゃんらしいとも言えるし...

まあ、どちらに転んでも美味しい展開になっていますし、そういう展開にきっちり持ち込んで来るあたりがしぃしぃというライバーを象徴してていいですね。果たしてにじさんじルーキーズの成り上がりは実現するのか、戦力的にも十分可能なところまで来ていると思うので、期待がかかります。

後、反則すれすれで誕生したこの企画の産みの親、今大会もアンバサダーで参加するサングラスのあの男の代打にも期待がかかりますね^^f:id:pushol_imas:20200813102225j:plain

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6.聖シャープネス学院(剣持刀也監督、グループB)


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最後に昨年度の優勝投手剣持監督率いる聖シャープネス学院(以下、シャプ学)二期生とロリを中心に構成されたチームで、ぶれないもちさんが象徴されたチームになっています。まあ、にじ農に力ちゃんがいないように、相棒のがっくんは居ないんですが^^

 

栄冠のプレースタイルはしぃしぃとは違った意味で我が道を行くスタイル。いつものようにコメ欄とはレスバを展開し、パワプロのセオリーと言うよりも高校野球はこうやった方が面白いとか、このライバーはこういう風な選手になったほうが面白いという、独自の理論に基づいて育成が進められました。

ただ、このプレースタイルがとても良かったです。試合面でも高校野球だから「転がして何か起これ」ってのは栄冠のプレーのシステムにあっていたり、魔物や黄色い声援など本番にはないけど栄冠では強い能力を有効活用したり、あらゆる手を打ってそれで最後に甲子園出場までたどり着いたのはお見事でした。

また選手に対してもライバーとして突っ込んでいて、ギル様に対して「お前は4000年間配信見る以外やってなかったのか」とか、童田に対して「ニセロリだからエラーするんだ」とか... 

でも、こういう言葉のかけ方が実際にライバーの良さとか特徴とかを的確に捉えている部分が多かったですし、ミスをしても仕方ない、それも含めて君の個性だという風な声かけも多く見られて、本当にライバーという存在をよく分かっている采配、育成で好感がもてました。

でろーんがチームに入り込んでいって最終的には漢泣きしたのもそうですが、やはりにじさんじを背負ってきた一期生、二期生の偉大さを感じさせてくれた栄冠ナインだったと思うので、見てない人は大会終わってからでもいいので是非見てください。

 

チームとしては、一年目から転生河田(ギル様)、二年目に転生高津(有栖ちゃん)と、ヤクルトファンのもちさんのところに現ヤクルトの首脳陣がやってきてくれるなど運も良かったですね。それでいて、強選手に頼るのではなく、全員野球を志向し、細かい継投やバンドなども有効利用し全員野球で勝ち上がってきました。

粘り強いピッチングが身上のドラ1笹木は委員長に続く今大会屈指の投手に育ちましたし、2年夏のエラーで一時的に評判を下げたとはいえチームの柱として引っ張ったギル様(配信して)を中心にどこからでも点をとりにいける打線に仕上がりました。

特に、ステ以上に強い青特をゲットし、何かやってくれる感が強い未来人リリちゃんがキャプテンとしてグラウンド上でチームを引っ張る姿はいいですね。おじおじには小夜ちゃんが、もちさんにはリリちゃんと、こうした同期の絆は見ていて本当にエモい。オートプレーだからこそ、絆が作り出すドラマに期待がかかります。

もちさんの栄冠プレーは本当によくて、個人的にはにじ農を越える推しチームになったシャプ学。決勝進出→優勝して、麻雀大会に続く、まさかのもちさんの二冠達成を見届けたいですね。

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7.戦力比較と本番予想

以上の栄冠の振り返りと戦力分析を踏まえて、最後に実際にポイントにそった戦力比較した上で、本番の予想をしてみたいと思います。

 

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まずはグループAから。ここは数値的に圧倒しているV西がもちろん本命。キャッチャーDとはいえ7回制の予選で委員長を打ち崩すのは至難の業だと思います。もちろん夜見がかき回してヘル高が機動力も併せて打ち勝つことはあると思いますし、ふわっち・星川のマイライフ楽天投手陣が投手戦で投げ勝つということもあると思いますが、10回やれば6,7回はV西が勝つのではないでしょうか。

ただ、接戦になったときに勝負を分けるのは采配と守備なのは去年をみていると分かります。その意味で、最も戦力的に厳しいと思われるにじ農がつけいる隙はあると思います。なので、印的には「◎V西、▲ヘル高、注にじ農」という感じですが、10回に1回に期待して、以下の番狂わせに期待します。

 

グループA順位予想:1位にじ農、2位V西、3位ヘル高

 

 

一方でグループBはAに比べると打撃戦の予感がします。戦力的にはにじ高が強いかなと思わなくもないんですが、エース笹木の粘りと二番威圧感詩子お姉さんからの二期生クリンナップのシャプ高も負けてはいません。流星はステ的にはにじ農以上にきびしいかなと思います...

印的には「◎にじ高、○シャプ学、×流星」といった感じですが、ポイントは監督間の相性。空気を読まないもちさんの今年の流れの良さなら、しぃしぃの運ゲーマーズが利かないような気がするんですよね。一方でやしきずはでび虐、ささ虐には定評があるものの、しぃしぃの運ゲーマーズには絶対的な運量の差で負けそうな気がする。それらを踏まえて順位予想は以下のようになると思います。

 

グループB順位予想:1位シャプ学、2位にじ高、3位流星

 

 

こうなるとにじ農対シャプ学という「前年度の優勝監督対優勝投手」という非常にエモい決勝戦が実現して、全員野球対決を制してシャプ学が優勝という画が見たくなります。本当にシャプ学いいんですよ、エモいんですよ。ということで期待と願望を込めて最終順位予想は以下の通りです。

 

最終順位予想:優勝シャプ学、準優勝にじ農、3位V西、4位にじ高、5位ヘル学、6位流星

 

 

てな感じで、当てにいくというよりも願望全開の予想になってしまいました。ちなみに麻雀大会の時と同様に、優勝予想、MVP予想などはインサイドで募集されていますので、そちらから投票してみてください。

 

主催者のおじおじから大会前に動画が上がる予告も来ていて、いよいよ本番という空気が漂ってきた今年のにじさんじ甲子園。今年は予選含めて3日間熱い戦いが繰り広げられます。みんなで盛り上がりましょう。

 

追記:折角30頁のメモを取ったので、こちらも公開。

 

追記2:各校の監督インタビューがプレミア公開されるみたいなので、大会前にチェックしよう