レスター伯の限界

気付いたらVtuberになってた

1/19(日)こみっくトレジャー23にサークル敷居亭で参加します

 今週末に大阪で行われるこみっくトレジャー23にサークル敷居亭で参加します。

 

 イベント名:こみっくトレジャー23

 日時:2014年1月19日(日)11時〜

 会場:インテックス大阪4号館交通アクセス

 ブース番号:ナ-18b

 

 去年の冬コミには参加できなかった分、二度目のこみトレに参加することになりました。関西でのイベントは滅多にでないので(というか敷居亭にみんなやってくる)、関西近郊にお住みの方は是非是非足を運んでください。

 

 頒布物としては、去年の夏コミの時の新刊を中心に既刊を大体一式持って行く予定になっております。

 

①『敷居の部屋の最前線』(700円)

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 「小説家になろう」「VIPSS」を中心にテキスト系WEB小説の最前線に迫った一冊。『まおゆう』に引き続いて、現在アニメも絶賛放映中の『ログホライズン』の原作者橙乃ままれ先生のルーツに迫る独占インタビューを巻頭に掲載。

  その他にも、小説家になろうの累計ランキングでついに一位になり、まもなく書籍版が発売される『無職転生』の理不尽な孫の手さんのインタビュー、『神様のいない日曜日』『魔法の子』のラノベ作家入江君人さんによる「書き続けるための創作講座」など、好評なコンテンツを満載。計114頁の充実した内容になっております。

 自信をもってお薦めできる本にしあがってますので、まだ手に入れてないと言う方は是非是非お手にとってもらえればと思います。

 

 

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1 (MFブックス)

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1 (MFブックス)

 

  

魔法の子 (富士見ファンタジア文庫)

魔法の子 (富士見ファンタジア文庫)

 

 

 

②『敷居の部屋の終幕』(500円)

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 アイマスニコマスの歴史をずっと追ってきたサークル敷居亭のアイマス系同人誌の集大成ともいえる一作。ニコマスPが選ぶ魂の一選、豪華対談、ライブ・声優・ミリマスなどに関する個別記事などを詰め込んだ内容になっています。くらふとさんによる気合いに入ったライブイラストの表紙も素敵です。

 

 

③『敷居の部屋の混沌』(500円)

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 こちらは二年前に作った同人誌ですが、執筆当時より更に発展したニコニコ動画の格ジャンル論(MUGEN、RTA、ゲーム実況、アニメ)、ブームが始まった頃のなろうに関する対談を扱った一冊。敷居亭メンバー的には既刊の中でも屈指の出来との声もあがるなど、現在読んでも十分に楽しめる内容になっています。

 長いこと在庫切れの状態が続いていましたが、この度増刷したので、是非お手にとっていただければと思います。

 

 

 その他にも在庫がある既刊は持って行く予定です。当日は最近「ゆかい食堂」で大活躍中のくらふとさんもブースにきてくれる予定になってたりするので、ぜひぜひ遊びにきてください。

 

サークル敷居亭関連情報まとめ&通販受付 - 敷居の先住民

 終幕だけど最前線—サークル敷居亭C84新刊のすすめ— - レスター伯の限界

 

【告知】毎週日曜日21時から『伯すま咲TV!』で咲トーク【定期放送化】

 あけましておめでとうございます。2014年もよろしくお願いします。

 

 昨年後半から、さっすまと一緒に咲関連の感想USTを発売日にあわせて行ってきましたが、2014年はそれを定期放送化(『伯すま咲TV!』)したいと思います。

 全国編の放送も始まったので(関西は今晩からですが)、全国編の感想+その週に発売された咲関連の連載の感想+αという感じで、咲の感想を中心に色々としゃべっていきたいと思います。日曜深夜に関東で最速放送、土曜日晩にニコニコで全国編の配信というスケジュールを考えて、その間にあたる毎週日曜晩にストリームを打つ予定です。

 

 詳細は以下の通り

 

 ・番組名:伯すま咲TV!

 ・配信URL:http://www.ustream.tv/channel/leicesterp

 ・配信日時:毎週日曜日21時から(予定)

 ・内容:『咲-Saki-全国編』、YG『咲-Saki』、BG『シノハユ』『咲日和』の感想

     その他、今日の艦これ、オススメ漫画、格ゲーばなし等々

 ・出演者:レスター伯、さっすま(レギュラー)+時々ゲスト(主に敷居亭のメンツ)

 

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Live streaming video by Ustream

 

 全国編で咲クラスタも盛り上がってますし、アニメが始まると咲に注目するアニメ勢も多いですし、『シノハユ』でりつべ+あぐりのコンビが最高に高まってますし、2014年は咲世界がこれ以上ない成熟した魅力を見せてくれる一年になると思います。僕らもストリームを通じてその盛り上がりに加担できたらなと思っていますので、是非是非よろしくお願いします。

 

 

 

 

HW修道会に寄進してきた (冬コミ告知 2日目東A88b)

 あれは、シコシコと博論の原稿を書いていた11月上旬、一通のDMが届いた...

 

 「まずうちさあ、艦これ本つくるんだけど、書いてかない?」

 「ああ、いいっすねえ...」

 

 その結果がこれだよ...

 

冬コミのお知らせ「Kancolle Admirals] | 坊主めくり

 
■二日目・東-A88-b
 
■サークル名「ハッピーウォーミー修道会」
 
■艦隊これくしょんアンソロジー
 艦これイラスト・漫画・小説・資料・レポートなど
 豪華ゲスト陣の参加による艦これアンソロです

 

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■執筆者一覧

小竹田貴弘 アザミユウコ MDC本舗
内村かなめ 根本邦明 ダンカン
遠藤海成 広江礼威 河内和泉
EXCEL 野上武志 志画内まいと
仁木英之 むむ アグレ510
バケツ shachi ありらいおん
阿羅本 景 木緒なち かきたね
姫ノ木あく 嵩夜あや 橘ぱん
レスター伯 田沢大典 たまごまご
徳岡正肇 蝉丸P サティール

 

 リアルに「ファッ!?」ってなる名前しかないメンツが揃う蝉丸Pのところの艦これ本に原稿を寄進(寄稿)してきました。まあ、声をかけられた瞬間にこういうメンツになると予想はしてましたが、実際に自分の名前がこの中に並ぶと、「ああ、これは殺されるな」と思いました(小並感)

 ただ、「レスター伯 田沢大典 たまごまご」の並びだったので、なんかほっとしたのを覚えてます^^(失礼)

 

 とはいえ、原稿自体はちゃんと書きました。僕は「声優関係で書いてくれる人」という枠で呼ばれたので、艦これのシステムと声優起用に関する話、個人的一推しの声優の話などで書きました。だれを一推ししてるかはこのブログを読んでる人なら容易に予想はつくんじゃないでしょうか(てんてこてんてこ)

 

 ということで、別に僕の原稿なんか関係ないくらい豪華なメンツによる艦これ本になっております。2日目の壁際で配布されているので、頑張って手に入れちゃってください。

 

TVアニメーション「たまこまーけっと」オープニングテーマ ドラマチックマーケットライド

TVアニメーション「たまこまーけっと」オープニングテーマ ドラマチックマーケットライド

 

 

境界の彼方 (1) [スペシャルイベントチケット優先販売申込券 封入] [DVD]
 

 

サークル敷居亭2013年振り返りSP放送(12/27 22時〜)

 昨日は咲の日USTを聞きに来てくれた方が結構いたみたいでありがとうございました。来年もアニメの放送日や漫画の発売日に併せて定期的にやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 さて、放送のなかでもやるよといっていた年末USTの日程がきまりました。12月27日(金)の10時頃から、いつもの僕とさっすまid:sad_smiLey3)に加えて、敷居さん(id:sikii_j)をゲストに迎えて、サークル敷居亭2013年振り返りSP放送をお送りしたいと思います。

 

 くしくも、サークル敷居亭の夏コミ新刊『敷居の部屋の最前線』で橙乃ままれさんインタビューに参加した三人で放送することになるので、今年のアニメ、漫画、映画、ニコ動・ニコ生、なろう・SSの話に加えて、夏コミの話や今後の話なんかも出来たらなあと思います。

 

 ・日時:12月27日(金)午後10時頃〜

 ・放送URL:http://www.ustream.tv/channel/leicesterp

 ・参加者:レスター伯、さっすま、敷居(+誰かメンバーがくるかも)

 ・テーマ:2013年に楽しんだもの(アニメ、漫画、映画、ニコニコ、なろう・SS等)

 


Video streaming by Ustream 

 

 たぶん、以下の話なんかが中心になるんじゃないかなと思うので、興味がある方はぜひぜひ聞きに来てください。今年は冬コミにサークル参加しないので(3年ぶりくらい?)、そのかわりに色々としゃべり納めしたいと思います。

 

 

 

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1 (MFブックス)

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1 (MFブックス)

 

 

同世代の女性声優コンビのラジオが熱い—『洲崎西』のすすめ— - レスター伯の限界

 ・メジャーラノベ文庫で出る「小説家になろう」出身作品 - 敷居の先住民

・ テキスト系Web創作の”今”を切り取る - 夏コミ新刊『敷居の部屋の最前線-Front Line-』 - 敷居の先住民 

謙虚、堅実をモットーに生きております!(小説家になろう)

レジェンド・オブ・イシュリーン(小説家になろう)

今日は絶好の咲日和、楽しいよ(Ustreamに)おいで

 メリー咲日和!

 

 今年はクリスマスを廃止するまでもなく、自然と咲の日になったのでよかったですね。もちろんみなさん当たり前のように本屋やamazonに出向いてると思いますが、本日2013年12月25日は『咲12巻』、『シノハユ1巻』、『咲日和3巻』、そして『ビックガンガン 2014 vol.01』の発売日でございます。 

 

 

 

 僕も日付が変わると同時に、まずkindle版で全部購入して、朝一で本屋にいって購入してきました。

 

 とりあえず、まず語るべきは『シノハユ1巻』でしょうか。BG読んでない人は初めて本格的にシノハユの世界に触れることになると思いますが、慕ちゃんの圧倒的なヒロイン力にぶちのめされてください。この子のヒロイン力と麻雀愛はこれまでのりつべ神が想像したキャラの中でも間違いなく最強。

 一巻丸々つかって、そんな慕ちゃんのルーツを余すことなく描ききっています。キャラクターもいいけど、りつべとのコンビも二回目で、さらに画力と構成力を上げてきている作画担当のあぐりにも注目。阿知賀編の途中から明らかにブーストがかかってましたが、シノハユでは一話からあれを超えんばかりのテンション。疾走感がまじたまりません。あぐりの見開き最強伝説がここから始まらんとしております。

 あと、単行本も表紙の質感が全然違うし、デザインも変えてて、こういう細かい所からも『シノハユ』っていう作品を全力で作りに来ている感じがして本当に素晴らしいです。メダルもって笑顔の慕ちゃん、まじ大天使

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http://instagram.com/p/iU0CB7BKEc/

 

 そんなシノハユだけでなく、咲本編もいよいよ準決勝が本格的に進んでいきます。今回は先鋒戦と次鋒戦が収録されていますが、ついにベールを脱いだ個人戦全国3位のガイト先輩の圧力、漫ちゃんの爆発力に対してタコスがいかに立ち向かうのか。そして、今回はキンクリを発動させなかったものの、過去の重要なエピソードが発覚したまこの運命やいかに。後、大天使のよーが今回も大天使でかわいかった(*´ω`*)

 なお、今回の表紙はガイト先輩...ではなく、そのガイト先輩との因縁もあり、回想シーンに登場した個人戦全国2位の荒川憩。阿知賀編ではナースのコスプレで登場して騒然とさせましたが、三箇牧の制服自体がナース服っぽいという衝撃の展開が今巻であきらかになります。この子も間違いなく怪物なんだけど、表紙のイラストのとおりやっぱり「あらかわいい」なんだよなあ(*´ω`*)

*ちなみに12巻の表紙は聖地巡礼するまでもなく、毎週の様に通ってる万博公園前(日本庭園前)のエキスポロードですね。Jリーグがある週末はガンバサポでごったがえします。後、歩道橋の横あたりで警察がよくねずみ取りしてますね^^

 後、裏表紙はすこやんで、折り返し裏が照と、扇情的なワンピースのはやりん。てか、はやりん完全に犯罪ですよね、この格好...

http://instagram.com/p/iVLaiEBKHi/

 

 

 そして、こちらは本当に久しぶりの発売となった『咲日和3巻』。今回の表紙はみんな冬の装いで、とよねーとエイスリン、あと三角帽を被りつつも無表情の照がいい味出してます。神が弘世様と呼んでいることが発覚した菫さんの呆然とした表情もいいですね。ちなみにいつものやつはすばら先輩でした。

 肝心の内容は全国編や阿知賀編登場高校の回もゾクゾクと登場していて読みごたえばっちり。あえて見所をあげるならば、やはりカラーで収録されている新道寺の巻でしょう。ころたん回に負けずとも劣らないクオリティの新道寺回、「楽しいよ おいで」

http://instagram.com/p/iUqRvyhKPu/

http://instagram.com/p/Ztv3euhKO6/

 

 

 さて、そんな単行本ラッシュもいいのですが、連載派としては25日といえばやはりBG発売日です。今回はシノハユ巻頭カラーに、咲日和も全編カラーと圧倒的な咲シフト。表紙の小学生慕ちゃんが可愛すぎます^^

http://instagram.com/p/iUqq0MhKAd/

 

 内容の方は「100巻やりたい」との神の宣言にもあったように、じっくりじっくりとした感じで、まだまだ小学生編は続くと言うことでシノハユの名バイプレイヤー、閑無ちゃんの回想。シノハユは能力というより打ち筋にキャラクターが表れる感じですが、今回もそこらへんの細かい描写もしっかりとしながら閑無ちゃんのキャラを掘り下げています。

 また、カラーだった咲日和は、ある種咲日和の大エースの一角、愛宕家の巻②で攻めてきています。よく分かってらっしゃる。本編で雅枝が姉妹の母親であることが確定したところで、今回はオールスターで参戦です。内容も相変わらずのクオリティでやはり木吉紗天才すぎる。

 

 さて、こんな感じで今月号のBGも面白かったですが(巻中カラーの『ハイスコアガール』:の対決もたまらんかった)、毎回BGとヤンガンの発売日にはさっすまと咲感想USTやっています。今日もたぶん9時くらいからやる予定にしてるので、ぜひぜひ聞きにきてください。

 「楽しいよ おいで」


Live streaming video by Ustream 

SEA SIDE LIVE FES 2013で生洲崎西をみて「じょじょじょ」コールしてきた

 今年の冬コミは敷居亭がブースをださない上に、僕も会場に行けないので、代わりに三連休に東京に行ってきました。滞在時間ほぼ24時間と短い時間でしたが、非常に濃い東京滞在でした。

 

 主目的はSEASIDE LIVE FES 2013 にいって、生洲崎西を見て生「じょじょじょ」コールをすることでした。新宿BLAZEとかほんまいつ以来か覚えてないですけど(昔なんかのバンドのライブで行った記憶がうっすらある)、あの箱に800人ぎっちり詰めてのライブですごい熱狂でした。

 

 墓参り植木代表取締役社長の突発前説(植木コール付き)から始まり、芸人ステージ役者としての貫禄すら漂わせていた中村・田村コンビの「ごぶごぶちゃん」ステージ、予想とは少し違ったけど見事にかみ合ってた社長(浅倉)と部長(中原)コンビの「らぶえんじぇる」ステージを経て、お待ちかねの「洲崎西」ステージ。最後には前組そろってのトークショーで締めと、3時間の非常に濃厚なライブでした。

 

 前半の番組ごとのコンビステージはトークよりも歌がメインでしたが、生バンド付きで、この日のために作られた4曲ずつ計12曲が歌い上げられて、非常に満足度が高かったですね。というのも、合間のトークもですが、当然それぞれのコンビで全然色が違っていて、それが歌とダンスからも伝わってくるのですよ。

 

 ごぶごぶちゃんの先生&少年コンビは、最もステージを広く使って、観客にアピールしつつ会場を盛り上げるステージング。酔いどれむっちゃんの箱版のコーナーでも、芸達者ぶりを見せつけつつ、少しでも相手が隙を見せればぶっ込んでいく芸人魂を発揮してくれました。

 

 らぶえんじぇるの浅倉&中原コンビは、お互いをサポートし合いつつ社長あずみんのかわいさを部長まいまいが引き出す。トークでは、お互いによいしょし合ってるようで、あずとく保身と昇格を狙ってるあたりが、狡猾な2人っぽくて良かった。

 

 そんな先輩達のステージングと比べると洲崎西のステージは本当に初々しい。例えば中村&田村コンビと比べると観客に対するアピールは全然。トークの方が顕著なんですが、2人の距離がすごく近くて、舞台を広く使おうみたいな感覚が欠如してる。なんだけど、全然舞い上がってないし、前進で楽しんでるのがすごく伝わってくるんですよ。

 

 つまり、歌もダンスもトークも全部、ラジオで聞いてるいつもの洲崎西がステージ上にあるんです。距離が近いのもあるし、トークするときに観客の方よりお互いを見てる時間の方が長いんじゃないかと。客席側を見る時も、2人で一緒にこっちを向いてる感じだし。

 

 でも、洲崎西ってラジオは、同い年の2人がたわいもない全方位disを繰り広げながら、下ネタも気にせずお互いに全力で殴りあうのに、結果的にほっこりするってのが魅力な訳ですよ。だから常識的なステージングとは全然違うんだけど、2人が笑顔でいつも通り観客を軽くdisりつつ殴り合うってのは、リスナーが望んでる物をそっくりそのまま提供してくれてることとイコールな訳です。第二回のM1グランプリに「笑い飯」が出た時と近い感覚というか。常識を打ち破るような芸を見せる衝撃と、普段の舞台を知っている人から見れば「これなんだよなあ...」という安心感が混ざり合った感じでした。

 

 生で見えて本当に楽しかったんですよ。こいつら、本当に笑顔で息を吸うようにお互いをdisりあってるなあと。なのに、本当に仲いいんだなあ。西明日香の引き笑いやべえなあ。生「じょじょじょ」コールできたし、生「てんてこてんてこ」見えたし、本当に心の底から楽しんで、笑わせてもらいました。生きてる幸せってこれなんだなと。

 

 他にも全体トークの話題の、「アイムはステップが踏めない」(田村少年のステップが日笠の曲がらない膝と全く同じだった件 & 洲崎様は全体的に不思議な踊りだった)とか、「中村繪里子は舞台では尊敬される先輩だけど、楽屋は半けつでヤバい。あとおっぱい意外と大きい(by西)」とか、あずみんが段々生天目さんに似てきてるなあとか、最後個人の感想も混じりましたが、全体的に大満足のライブでした。植木社長、今後も頑張って続けてください。

 

 あっ、会場で藤原竜也コールが巻き起こったのに、モノマネがなかったので次はよろしくお願いします^^

 

 そんな感じでとても楽しいライブを味わえました。売れ残ってて番組存亡の危機とかいわれてた洲崎西のトートバックも両方とも買ったし、大満足。しかし、このトートバックマジやばい、あやっぺのマジキモい豚ヤバい(by西)、漏れそうになります。

 

http://instagram.com/p/iSHF92hKAy/

洲崎西トートバッグver.西

http://instagram.com/p/iSHJThhKA4/

洲崎西トートバッグver.洲崎

*近いうちにSEASIDE SHOPで買えるようになると思われますので、豚リスナーは買おう(提案)

 

 今年のMVPラジオ洲崎西を生で体験できて本当に楽しかったですわ。来年も漏れガールズ達から目が離せない。

 

同世代の女性声優コンビのラジオが熱い—『洲崎西』のすすめ— - レスター伯の限界

 

アルバム『2B PENCILS』が証明する『神のみぞ知るセカイ』の底力

 みなさんは『神のみぞ知るセカイ』の作中に登場するバンド、「2B PENCILS」をご存じだろうか? 

 

 ちひろ(Vo & Gt)、歩美(Gt)、結(Dr)、京(Ky)、エルシー(Ba)という5人の女子高生(若干一名アクマが混じっているが)によって結成されたバンドは、「女神編」のクライマックスに文化祭(舞高祭)ので初めてのステージを経験する。その際に歌われた『初めて恋をした記憶』は、漫画・アニメともに最高の演出がなされただけでなく、ちひろの心情をこれ以上無い形で表現し、『神のみ』という作品が至高の作品であることを確かなものにした。

 

ちひろの恋と桂馬が作る物語—アニメ『神のみぞ知るセカイ』女神編最終回に寄せて— - レスター伯の限界 

 

 そんな2B PENCILSのアルバム『2B PENCILS』が今回発売された。クライマックスのシーンを彩ったバンド2B PENCILS初のアルバムは、あの感動シーンを音楽的にいかに表現するのかという意味で非常に高いハードルを抱えていたが、その難題を軽くこえる素晴らしい一枚であった。そこで、以下では『2B PENCILS』のレビューをしつつ、2B PENCILSというバンドから『神のみぞ知るセカイ』という作品の底力について語ってみたい。

 

・サウンド的な面白さ

 まず、一枚のアルバムとして、サウンド的にどこが面白いのかについて。

 全体を通して、2000年代の前半あたりのギター・ロックサウンド、特に下北系とか、その延長線上にあるバンドの音に非常に近いものがあって、僕みたいなアラサーロック好きにはたまらないものがある。具体的に名前をあげるなら、たぶんチャット・モンチーを連想する人も多いんじゃないだろうか。 

耳鳴り

耳鳴り

 

 

 2B PENCILSのサウンドは、同じ女子高生バンドである『けいおん!』のHTT(HHTはガールズ・バンド的なツボの抑え方がさすがだった)と比べると、より玄人的な演奏で力強さが目立つなど、「これ初心者のバンドじゃねえだろ」感は非常に強い。ただし、それこそが2B PENCILSの作中における立ち位置を象徴いいのである。

 2B PENCILSの編成は、なかに女神が入った2人(歩美、結)、アクマ(エルシー)に、普通の女子高生2人(ちひろ、京)から結成されている。つまり、半分以上はただの女子高生ではない、ある意味で異形によるバンドなのである。

 実際に聞いていくと、特に結のドラムのパワフルさと、玄人好みするソロが目立つと思うが、結は女神編において「男の子」として桂馬を攻略仕様とするキャラだし、元々吹奏楽部の天才パーカッショニストである。つまり、元々力強さ(結)や爆発力(歩美)が持ち味のメンバーが多く、そこに女神ブーストがかかるならば、これくらいのサウンドを鳴らしたとしてもおかしくない。そう思えるくらい、作中でキャラの魅力を描いており、作中でのキャラ描写の積み上げをサウンドに反映させている。

 *なので可能であれば、デカイスピーカーに爆音で聞いて見て欲しい。その方が圧倒的にこのサウンドの魅力が感じられる。

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  また、だからこそ、リーダーであり、バンドの発起人であり、女神編の真ヒロインともいうべき「普通の女子高生」であるちひろの明るさと繊細さの二面性が際立っている。超高校生的なキャラとサウンドに支えられることを踏まえた上で、ちひろの『初めて恋をした記憶』(これは初めて聞いたときにTHGEを思い出した。マジ、結のドラムヤバい)を聞き直して欲しい。サウンド的にも更にガツンとくるはずである。 

 

・アルバムの構成から見えてくる2B PENCILSというバンドの魅力

 アルバム『2B PENCILS』は、前半が既存のキャラソンのバンドアレンジ、後半が2B PENCILSのオリジナル・バンド曲という構成になっている。結成半年足らずのバンドなので、まあ、オリジナル曲は多くないだろうし、曲の並びをみたときにも、こんなもんじゃないかなと思う程度であった。

 

 しかし、実際に聞き込んでいくと、前半のキャラソンのバンドカバーの出来が本当に素晴らしいのである。ある意味でバンドメンバーが「こういうキャラですよ」という紹介を演奏を通して行ってる訳だが、こちらのアレンジが本当に大胆で、バンドの力を見せつける内容になっている。

 歌詞はどことなく(作中のアイドルかのんちゃん同様に)80年代アイドル・ソングをどことなく思わせる、アニメのキャラソンだけど、その後ろでなってるサウンドは明らかにロック。しかも、どことなくグランジ的な臭いがしてて、このギャップがたまらんのである。特に結の『Heart Beatにご用心!』は、そのタイトルからしてぶっ飛んでるが、結のパワフルなドラムとボーカルに圧倒されっぱなしである。

*しかし、現在のアニメ界において、あやひー(高垣彩陽)の歌声を抑えることがいかに重要かということを思い知らされるばかりである。ソニー系列だし、いしわたり淳治プロデュースであやひーボーカルのロックアルバム作ってくれねえかなあ。 

神のみキャラCD.10

神のみキャラCD.10

 

 

 もう一点、前半の曲から感じられることとして抑えておくべきことなのは、京の存在である。京は攻略対象のヒロインでも、お助けアクマでもない、いわばただのモブである。その一方で他のメンバーの親友として、彼女たちをサポートし、女神編のでも随所に非常にいい仕事をしている(桂馬に「もう遅いからな」と言わせる程度に凄い)実際に2B PENCILSの衣装は京作である。

 そんな京は2B PENCILSにおいても、キーボードとしてテクニカルでパワフルな曲を成り立たせるために欠かせない演奏を披露している。『Heart Beatにご用心!』のキーボードとか、京がこのバンドの裏主人公であることを証明している。また、実はバンドにおけるバックコーラスは実は京が務めており、本当に京様なしに2B PENCILSはありえないのである。

 

  それに対して後半は、ボーカルを交代で務めるという点では前半と同じだが、サウンドとしては明らかにバンドとしての一体感を感じさせる内容になっている。発起人であり、バンドの方向性を決めるちひろの本領発揮である。

  シングル版の『初めて恋をした記憶』のカップリングである『キャッチ・ザ・レインボー』で「普通の女子高生」の最強感を明るく表現した上で、そこから桂馬に恋する女の子達の熱い想いをバンドとしてたたみかけてくる。歩美がボーカルを務める『No.1』での呼びかけとか、まさしく女子高生バンドのステージ感があってたまらん。『No.1』は歌詞の内容もあって、歩美とちひろという二人を核にする2B PEINCILSのテーマ曲にふさわしい。

 こうした曲達が歌い上げられた後の『初めて恋をした記憶』なのである。『初めて恋をした記憶』はこれ以上無く女神編のちひろのための曲だけど、やっぱり2B PENCILS、そして特別ゲストを務めたかのんちゃんという、「平凡な乙女の無敵な青春」を体現する名曲なのであるということを思い出させてくれる。

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 その上で、シークレットトラックには『初めて恋のした記憶(TV EDIT)』が収録されている。音が途切れた後、「淡く愛しい日々」とかすれるように歌い上げるアニメ12話のちひろを思い出してやはり涙するのである...

 あと、ちひろを演じた阿澄佳奈に触れないわけにはいかないだろう。正直、これまで阿澄佳奈はラジオは好きだけど、CVとして「これだ!」と感じることはなかった。ちひろも正直最初は不安の方が多かった。でも、ちひろの強気と繊細さを兼ね備えた感じを絶妙に表現する演技を見たときに、本当によかったと思った。このアルバムでも、TV EDITのあの歌声は、本当に代替のしようのないすばらしさだった。

 

 それ以外にも、このアルバムは全員で一挙に演奏し、しかも2日間に凝縮して収録する形式だったそうである。言われてみると納得するしかないし、結果的に凝縮されたアルバムができることに繋がっていると思う。

2B PENCILSのフルアルバム!|eyelisオフィシャルブログ Powered by Ameba

 

 また、アルバムも細かく見ていくと、ちゃんとケースに鉛筆があしらわれていたり、初回特典はピックが付いていたりと、2B PENCILSというバンドの魅力が細かいところまで表現されている。ピックに関しては、1枚は「2B PENCILS」と刻印されている一方で、もう1枚はいわば普通のデザインである。女神編本編におけるピックの意味を思い浮かべると、この2枚が添えられている意味がより深く感じられるのではないだろうか。

http://instagram.com/p/h3CW6vBKJ9/

 

 

  毎回作り込まれたOP・ED、新人だった東山奈央とともにアイドルとして成長していくかのんちゃんの曲などキャラソン、アニメを彩るBGMと、元々『神のみ』は音楽が素晴らしい作品である。 そんな作品が産み出した無敵のバンド2B PENCILSのアルバムが、こんなにも心を打つ内容に仕上がっていたことは本当にファンとして幸せだし、『神のみぞ知るセカイ』という作品がもつ底力を感じさせてくれた。

 作品のファンは当然マストだし、そうでない人にも届くクオリティの一枚になっているので、是非聴いて、『神のみ』という作品と2B PENCILSというバンドに魅了されて欲しい。

 

God only knows -Secrets of the Goddess-

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